【吉本ばなな炎上から考える境界線の病理】ペット依存で1000万溶かした実父の話。
前回の記事では、吉本ばななさんのnote炎上をきっかけに、「健全な境界線」についてお話しした。例え優しさであっても、作家またはひとりの人間としてのポリシーを守るためであっても、どんな理由があっても、境界線の甘さはときに家庭を跡形もなく崩壊させる狂気へと変わるものだということ。そして、その一連の家族のごたごたに他人(ましてやファンまでも)を巻き込むことは罪深い行為だと思う、ということ。ーーとまあ、偉そうに分析しているわたしだけど、実は、わたしの実父もばななさんの姉と同じ道を歩んでしまっている。ペット依存になってしまい、最終的には犬の治療費に1000万円近い大金を使い果たし、両親は資産をめぐって裁判を起こし、結果として熟年離婚することとなったのだ。もちろん、その過程でわたしもごたごたに巻き込まれそうになったりもした。今日は、我が家が崩壊していくプロローグとして、「外面は完璧だった父」がペットへの共依存の沼に落ちていったリアルをお話ししたい。ペットへの共依存がどれほど恐ろしいものなのか、なぜ起きるのか、それを食い止めることが出来る方法は無かったのか。実体験を踏まえたわたしなりの考察と本音が、誰かの役に立ってくれることを願いながら書いている。(⭐ばななさんのnoteの記事を読んで、トラウマのフラッシュバックを経験した方には刺激が強い内容かもしれません。ご注意ください。無理して読まなくても大丈夫ですので。)昭和のスーパーサラリーマンが見せた、家庭内の「暴君」の顔わたしの父は、言うなれば「昭和が生んだスーパーサラリーマン」だった。時代に乗り、某有名外資系企業の日本CEOにまで上り詰めた、外
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