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できることより、任せること

副業や個人事業を始めると、最初は何でも自分でやろうとする。調べる。作る。営業する。発信する。お客様対応をする。それが当たり前だと思っていた。実際、最初の段階では自分でやるしかないことも多い。しかし、ある程度続けていると気づくことがある。それは、「自分でできること」と「自分がやるべきこと」は違うということだ。例えば市場調査。自分で調べることはできる。しかし、その国の言語や文化、制度を深く理解している人がいるなら、その力を借りた方が早くて正確なこともある。例えばデザイン。自分で作ることはできる。しかし、専門家に任せた方が伝わるものになることもある。できるからといって、必ずしも自分でやる必要はない。むしろ、自分が時間を使うべき場所はどこなのか。誰かに任せた方が成果が出る場所はどこなのか。それを見極めることが重要になる。事業を成長させる人は、何でもできる人ではない。自分がやることと、人に任せることを分けられる人だ。全部抱え込むと、時間も足りなくなる。判断も遅くなる。新しいことに挑戦する余裕もなくなる。だからこそ、「自分でやるべきか」ではなく、「誰がやるのが一番良いか」という視点を持ってみたい。成長の鍵は、できることを増やすことだけではない。任せる力を身につけることでもあるのだから。
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