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「相手のしあわせを願う」を止めていっしょに喜ぶ

「軽やかに暮らす」の中で「三つのしあわせ」を提唱しています。 三つのしあわせとは ・自分のしあわせ ・相手のしあわせ ・仕合わせ(めぐり合わせ) きょうは「相手のしわせ」についてです。 悩む人間関係の話です。「相手のしあわせ」を願う。 これはとても大切なこと、もちろんです。自分の子どものしあわせを願わない親はいません。でも私は願わない、と決めました。「願う」ではなく、相手がちょっとでもしあわせに近づいたとき、いっしょに「喜び」ます。 「相手のしあわせを願う」とは、相手を想うようで実は自分の想いに執着している、と思っています。「私が想うしあわせ」を押し付けています。「私の想うしあわせの尺度」で相手のしあわせを捉えているところがあります。 「心配はわがままな趣味のようなもの」という言葉があります。本当は相手が私から心配されず、自分の足で立つことが良いのです。それでも私は、こうなって欲しいと願い、勝手に心配していました。相手の力量を自分と比べて卑下している部分があったかもしれません。「うまくいかないだろう」と、私が勝手にあきらめていたかもしれません。でも相手には自分が想うよりもずっと大きな力があるのです。 だから、「願う」ではなく、相手がちょっとでもしあわせに近づいたとき、いっしょに「喜び」ます。それはもう手放しで喜びます。自分のことのように喜びます。 雨が降れば隣に立ってそっと傘を出す。 私が願わなくて雨はいつかやみます。 雨がやんだら明るくなった空をいっしょに喜びたい。 そして相手が順調に前に歩いているとき、私は必要ありません。でもうまくいかず、もし誰かを傷つけたなら、その人の前
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断捨離

 「ダンシャリ」「ダンシャリ」と言葉ばかりが騒がれているので、遅まきながらブームに乗ることにした。六十歳を過ぎた節目の意味もある。 大病を二つもしているから、いつどうなるかわからない。大きな動機は、居なくなった時、「こんな部屋で」とか、「何をこんなにガラクタため込んで」と嘲笑されないためだ。死んだ後のことだから、何を言われても聞こえない、構わないのに、それでも見栄を張っているのか。 それでも、兎に角やってみる。まずは捨てるものを探すこと。整理整頓の整理も、要らないものと残すものを区別することから始まる。そして不要なものを処分する。勝手に捨てては家人の怒りを買ってしまうから、まずは自分の部屋から始めてみる。  本棚から片付けようと上の段から手を伸ばせば、懐かしい本のタイトルに惹きつけられる。どんな内容だったろうかとページをパラパラめくり始めると、パラパラがジワジワに変る。 そして「これは残したい」という結論にいたる。そんなことをしているから、本棚の断捨離は一向に進まない。あきらめて、洋服ダンスに狙いを定める。夏服と冬服を分けていたつもりが、開けてみればおもちゃ箱状態だ。いきなり出鼻をくじかれる。 最近の異常気象も言い訳にしたい。春と秋の到来があいまいになっている。人間は、春は桜の三月、秋はお盆過ぎの虫の声と決めていた。しかし桜や虫といった自然の生き物は、異常気象を敏感に感じ取り、自分たちの生きるサイクルを変えている。人間が決めたように春や秋はやってこない。 ここにも断捨離を阻止する輩が迫っている。呆れないでいただきたい。故意にできない理由を挙げるつもりはない。私には、「ダンシャリ
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人生の余白を感じてみよう

読み終わって感動した小説を人に伝える時、「こんな恋の話です」とか、「世にも悲惨な事件の話です」とか、まずは物語のあらすじを話さなければ何ともならない。 でも本当に伝えたいことは別にある。 ストーリーの中に埋め込まれた登場人物の感情だ。 その場面で描かれた感情を伝えたかった。 誰かを好きになった、でも好きになるまでには行ったり来たりの感情が流れていた。小説はそれを文字で巧みに表現する。読者は主人公の恋の流れとその時の感情を疑似体験している。でもその感情を人に伝えることはなかなかむずかしい。自分の恋愛と重なるものがあれば、なおさら照れくさくて説明できない。 だから「面白いからとにかく読んでみて」とつき放す。 文字を綴ることは、人生の余白を埋めることに似ていると思う。 いつ生まれて、どこの学校に行って、どんな仕事をした。そして誰かに出会って恋をして、結婚という形を経由して子供が生まれ、やがて人生を終えていく。普通の人生を語るにはこれで十分だ。小説になるような特別な事件や波瀾万丈も必要ない。 でもそこには、「人生の余白」がある。 平坦な人生の中でも感激したり、喜んだり、時には悲しむこともある。 その余白を文字で埋めていく。 埋められた文字から、色や香り、聞こえてくる音を感じ取る。 そんな余白を埋めるような香しい文章を書いてみたい。 それでも埋められない余白がある。息継ぎに必要な余白だ。 ぎちぎちに詰まった文章は読みづらい。人生も余白なしでは疲れてしまう。 何も存在しない余白を置いておくのもいいもんだ。 この文章の様に、ぎざぎざの余白が綴った文章の中で文字の塊を美しく見せていないか。 人
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言葉がつながる

ふと見た言葉や聞いた言葉が過去の言葉と自分に繋がることがある。 世の中は球面であり、私は縦に切ってその断面で物事を感じていた。ある人は球面を横にその断面を見ていた。斜めに切って見てる人もいる。見える断面は違う、でもその中身は同じだった。 そして、発見した言葉で私の中で何かが繋がった。 2023.1.20 中日新聞「だだくさをひとさじ」(吉川トリコ) よりいまより少しでも社会を良くしたいと願うこと。そのために知らない世界を知ろうと努め、正しい知識を得ること。自分に出来ることを正確に把握すること。その積み重ねが世界をより良い方向へ動かしていくのだと信じている。そんなのは絵空事だとか奇麗事だとか言って切り捨てるのは容易いが、リアリスティックで冷笑的な態度を取ることほど幼稚なことはない。愚直だろうと偽善だろうと、社会への責任をきちんと果たせる大人になりたい。またこんな言葉も見つけた。2023.1.22 赤いセーター。 坂爪圭吾 note  より彼女は言った。私は、昔から周りに合わせて生きてきてしまったところがあって、言いたいことを言うよりも「こういうことを言っておけばいい」と思ったことを言ってしまったり、笑いたくないのに笑うことがありました。だけど、これからは「好き」で選ぶことができるようになったらなと思います。自分の身の上を話しても「みんな大変なことを抱えながら生きているんだから」と言われてしまったり、「いい年なんだからそんなこと言わないで」と諫められることが多かった。だから、泣きながら話を聞いてくれる人の存在に、衝撃的な感動を覚えた。こんな文章が気にかかった。「そんなのは絵空事だと
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「仕事のやり方」と「自分の在り方」

原作 吉野源三郎  マガジンハウスこの本の中に、こんな一節があります。「肝心なことは、いつでも自分が本当に感じたことや真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えていくことだと思う。君が何かしみじみ感じたり、心の底から思ったりしたことを少しもゴマ化してはいけない。そして、その場合に、どういうことについて、どんな感じを受けたか、それをよく考えてみるのだ。」毎日忙しく過ごしていると、やること、やり方に注視してしまいます。 本を読んでいても、内容から情報を入手することばかり考え、その時に感じたこと、思ったことを忘れてしまいます。 仕事をしていても、やることは次から次へとあります。ですから、その時感じたことをしみじみ考えたりすることはできません。誤魔化して次の仕事に向かっているようです。 その時、何を感じ、何を思ったのか そして、何故そう感じたのか それは、どういう意味があったのか それは、「自分の在り方」 につながるものです。 仕事のやり方を考え、行動し、間違っていれば改善する、直す。これはもちろん大切なことです。やらなければいけないことです。一方、スピリチュアル的な見方で、自分の内面を覗くことも大切です。自分の在り方に繋がるものです。 でも、在り方に注視しすぎて、意識の世界にばかり脱げこんではいけない。「神が」「宇宙が」という言葉ばかり使って現実にしなければいけない仕事に目をそむいてはいけない。 「仕事のやり方と自分の在り方」 この両方をバランスよく取り組んでいくことが大切ですね。 一見難しそうでも、両方をバランスよく保つことはできます。 でも、それはトレーニングが必要です
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わかったのは、「相手と自分は違う」ということ

「相手と自分は違う」ということに気づく自分を愛でる気づきとはどういうものでしょう。「こうありたいという自分をあきらめてこうなれない自分を明かにする」 これが自分を変える、愛でるための第一歩です。自分らしさを認めてあげることです。そして自分を愛でる気づきを積み上げ、自分を大切にする中で必ず思い浮かぶのが、「他人とどう関わるか」という人間関係の難しさです。 「人間関係という言葉からの解放」です。「話せばわかる」「人はわかりあえる」、この言葉にはウソがあります。わかったのは、「相手と自分は違う」ということ。 そしてどうやって自分を表現するか、説明するか、これを考えて理性によって相手と共に歩む道を模索することです。これが人間関係の基本かもしれません。 「仕事を変えるマインドフルネステキスト」 より
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「私は楽しく仕事をしたいだけ」、この言葉よく聞きますが

〈ちょっとの気づきで仕事が変わる〉 「どうやったら仕事がうまくいくか?」 こんな悩みを別の言葉で書き換えてみましょう。 「どうやったら仕事を楽しめるか?」 楽しむなんて余裕ない、という方も、まずは「仕事は楽しい」と言ってください。楽しくなる理由を探す必要はありません。意味も無く、ただ楽しいと言えばいいのです。まずはここからスタートしてみましょう。「私は楽しく仕事をしたいだけ」、この言葉よく聞きますが 仕事現場で働く人から、こんな言葉がよく聞かれます。 「私は、ただ楽しく仕事をしたいだけ」 「そのために職場の良くないところは言っていきたい」 「言ってもダメではいけない」 「言わなきゃ何もかわらない」 確かにそうです。間違っていません。こんな言葉はどの職場でも聞こえてきます。そしていつまでも絶えることのない意見です。 職場が楽しくない原因は何なのか? 「職場の雰囲気が悪い」 「言うことは分かるが、言い方が嫌だ」 「言いたいことが言えない雰囲気がある」 これも頷けます。「だからみんなで話し合って・・・」となります。 そして話し合いの機会を作り、緊張のなか「こうして欲しい」「ああして欲しい」と意見を出し合います。歳も重ねた大人の集まりですから、「わかりました」「直します」と一定の理解は得られます。それでも「私はこれができます」と自ら言う人はいません。 そしてその集まりが終われば、今度はあちこちで二人三人と仲のいい仲間内でひそひそ話が始まります。いつもスッキリした状態はなかなか得られません。 「楽しく仕事をしたい」という考えは否定しません。でも、そのために他人を変えようとするのは無理があ
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気づいてどうするか、気づくだけでいいのか

気づくことはとても大切だと思っている。 それでも、思っただけでその後が無い。 そんな人が多い。 どうしてだろうか?ひとつは、気づきを形にする方法が分からない。 そのためにお勧めするなら、思いついたことをどんどん書いていくことだ。 頭の中だけに置いておくと、その置き場所ばかりが気になって居心地が悪くなる。そして5分後には消え去ってしまう。そんなことを私も繰り返してきた。だから今は、「これが何になるんだ」と思っても、とにかく書いて残すことにしている。そして次の日、1週間後に書いたものを見る。付け足すものがあれば書き込み、何も見えてこなければ、また放っておく。気づくことは、思い出すことだと思う。 私たちは生まれて成長していく中で、心にもくせが出来上がる。身体にくせがあるように、心も固くなり生まれた時にはあんなに柔らかだったのに柔軟な発想が徐々にできなくなる。それが悪いということではない。そういうものだ、と言うことだ。だから柔らかい心を思い出そうとすればいい。 生きるために身につけてきた「そんなの当たり前」を一度捨ててみることだ。新しく始める、と思えばいい。 何かに気づくことは、同時に今までの、過去の自分を否定することに繋がる。そんな時、私は無責任に過去の自分を忘れる。・・・直そうと思わない、新しく始める。・・・勝手にそう思っている。 新しく始めることは簡単に実現しない。何度も失敗して何度も繰り返す。そして徐々に階段を上がっていく。ところが過去を直すと思うと、その時点で「自分はダメだった」と後悔と否定の言葉から解放されない。 ダメであろうと無かろうと、それが今の自分だ。開き直ってここか
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顧客体験コミュニティ

売り方や集客に悩んでいるのなら、「顧客を主語にした顧客満足実践ガイドブック」を参考にしてください。ライフスキルとは、自分の願望を実現したり、自分らしく生きたりするための「技術」です。自分で生きる技術を磨くなら、「自分の心に対処するライフスキルワークブック」を使ってください。ご紹介したガイドブックやワークブックを始める前に、今抱える課題を解決したいなら、メール相談や電話相談を使ってください。仕事の中で自分を高めたい、一生懸命を楽しみたい方に「顧客を主語にした顧客満足」の実践と、自分の心に対処するためのライフスキルを提案しています。両方の悩みがあって当然です。心の悩みに注力するばかりで何も動かなければ何も変わりません。スピリチュアルな世界に逃げてばかりではいけないのです。「思い→言葉→行動」、この流れを自分の中で作ってください。「悩むのは心が弱いから」と思ったら、強くなろうとせず、弱い自分を認めて新しい行動を起こすこと、過去を直すのではなく、新しく始めることです。そして、とにかく動いてみること、間違えばまたやり直せばいい。ご紹介しているガイドブックやワークブックは研修で使っているものです。でも研修は一過性のものです。一日二日の研修で変われるとはおもいません。そのための継続的な行動をフォローするのが、顧客体験子コミュニティです。だからコミュニティでは、顧客体験の収集だけでなくライフスキルも高めていきます。コミュニティですから、自分の考えも言って他人の意見も聞きます。そこで新しい発見があります。起こした行動が無意識に出来るようになった時、その行動は習慣になります。毎朝の歯磨きと同じです
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「何でも一番になる」をやめた時、仕事はもっと楽しくなる

お店の業務は多様、種々雑多です。 接客も分ければ、家族連れ、年配客、学生グループなど業務もテーブル片付け、オーダー取り、商品運びなど それぞれについて、それぞれの店がノウハウを持っています。 マニュアルにまとめたり、店長、先輩メンバーが指導もしています。でも人には、向き不向きがあります。 接客の好きな人もいれば、不得意としている人もいます。 そして、一口に接客と言っても、家族連れ、男性客、女性客、グループ客、年配客など色々です。業務で分ければ、オーダー取りや商品提供など違う切り口で接客を分けることができます。 アルバイトの中でも、家族連れのお客さん、子供連れのお客さんに対して とてもいい印象を与える人がいます。 そういう時には、その人の言動を見ればいいのです。 真似ればいいのです。近づけばいいのです。 分からなければその人に聞けばいいのです。 ここでマニュアルのように文章や写真にまとめると、途端に色あせたものになります。また、店長や先輩パートは負けじと自分のスキルと比較します。時には、否定要素を探すこともあります。こんな時、開き直ることも必要です。何でも一番になる必要はありません。 「待ち客の案内スキル」は○○さんがうまい!と思ったら、自分も見習いながら、「待ち客の案内は○○さんを見習って」とうまく為替すことも必要です。その方が自分の負担も減らすことができます。 全てが完璧、一番であることはありえません。 でも、今まで「○○さんがうまい、○○さんを見て、○○さんに聞いてみて」 なんて指導されたことはありません。 だから、すべてが中途半端な仕事になってしまいます。 一生懸命な人ほ
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役に立たない思い出や風景

「役に立たない思い出や風景」とは、心が疲れたり悩んで嫌になったとき、そっと心に寄り添うバラードのようなもの。 すぐに役立たない、でもすぐ役立つノウハウはすぐに役立たなくなる。「役に立たない思い出や風景」を書いてみたい。 読後に掃除機を掛けたり、カーテンを洗濯してついた埃を洗い流したり、ただ黙々と身綺麗にしたいと思う、そんな本を読みたい。感動しても落ち込んでもすぐに身体は動かない。だからせめて身の回りから空気を変えたい。蝶の羽ばたきが嵐を起こすように世の中が変わるかもしれない。 女優の石田ゆり子がこんなことを言っていた。 「ずっと前から思ってた。本を読んでいる人の姿は美しいのに、スマホをいじっている人の姿は美しいとは思わない。つまり、本能的にわかっていること」 FacebookもTwitterも、読めば心が震える。 でも、その震えは怒りであれ歓喜であれ意図的に増幅されたものだ。文字というより胸に刺さる刃物のようなものだ。 読書は、読者まかせになる。だから、読者の数だけ見える世界がある。言葉が異臭を放つこともあるが、心の震えを抑える役目も果たす。 SNSの言葉は、喜びであっても怒りであっても口語に近い。 それでいて扱う文字は稚拙なものが多い。まったく美しくない。だから言葉から何も生まれないし風景も浮かんでこない。だだ情報としてその場の感情を流している。 ここに、オードリーヘップバーンの名言がある。 「美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい」 美しく生きていくための知恵のような気がする。 綺麗な言葉じゃなくていい。それよりも美しい言
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【ライフスキル】人の悪い部分を探さない

「人の嫌な部分を探してる」 「人の欠点を探してる」 「人の悪い部分を探してる」 こんな自分になったことはないだろうか? 私はある。 例えば、最近でいえば・・・ 安倍総理の緊急事態宣言の記者会見。内容は別として、こんなことが頭をよぎった。 「やっぱり、育ちのいいボンボンは分からないな」 「苦労したことも無いから分からないだろな」・・・など こうなるともう止まらない。 「あの時もそうだった」「あの問題も・・・」と次から次へと悪口が止まらない。どんどん気分が悪くなる。そうすると、自分とは関係ない人のことでネガティブな気持ちになっていく。 何とバカバカしい! 「人の悪口を言う」「人が失敗すればいい」と思うことは自分に呪いをかけているのと同じと聞いたことがある。悪口の主語を脳は理解できない。 だから悪口を言えば、脳は自分に向けられたものと思う。 そんな時はこうしている。 ・否定的な思いに焦点を合わせない ・他人のいい、悪いに興味を持たない ・人の行動だけを評価する ・他人の良いところも無理に探さない ・自分の意識の向かう方向を変える これだけでネガティブな感情が解消される。そして、自分のやるべきことに目を向けます。
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買い物帰りの心理状態

知人の女性に聞いてみました。 「服を買う時に一番楽しいのは、選んでいるときかな?」 返ってきたのは意外な答えでした。 「選んで決めるときも楽しいけど、持って帰るときがもっと楽しい」 ちょっと戸惑いましたが、考えればナルホドと思うこともあります。 お店で商品をきめるとき、お客さんはある種の興奮状態というか、冷静な状態でない部分があります。下した判断は冷静であっても、そのとき気分は高まります。目的買いの商品を買ったときなど、「やっと買えた」と顔がほころびます。そして、その気持ちは家までずっと続きます。 逆に衝動買いをしたときなどは、帰り道で後悔と満足が交互に頭の中に浮かびます。状態は違っても、家に帰るまでの間その商品のことを考え、帰ってからのことを想像します。 売る側は、お客さんがお店を出たときが終わりです。 でもお客さんは、お店が出たときが終わりではありません。そのことをもっとわかってあげることが大切です。 例えば、家に帰って商品の入った袋を開けたとき、お店からの新たなメッセージがあったらどうでしょう。普段ならすぐに捨ててしまうあいさつ文も、気持ちの高ぶりからちょっと違う文面に見えるかもしれません。 期間をおいてお礼状を送ることも大切ですが、お客さんが上機嫌でいるときを見逃してはいけません。(関連) 服は着るモノ?とは限らない
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偶然の成功を必然にする

コロナの感染者が減っています。 まだまだ気をつけなければいけないですが、少しづつ気分は明るくなります。 気になることがあるとすれば、感染者減少の理由がはっきりしないことです。 医師や学者、コメンテーター、政府関係者までも、減少の理由を把握していないことです。 勿論、簡単に解明できるものではありません。 ワクチン接種が予定以上に進んだこと マスクなど感染対策がより注力されてきたこと 飲食、イベント関係など感染対策への協力がより強固になったこと お酒の対策があったこと 考えられることはありますが、どれもはっきりしません。 どの対策が、どれだけ感染者減少に貢献したか、解明できていません。悪化する原因は何とか探そう、排除しようと必死に考え行動しますが 良くなった要因は、急を要しないためか、その探求スピードが遅いような気がします。安堵感がそうしているのでしょうか?でも一方で、第6波は必ず来ると言っています。 心配です。 同じことが繰り返されるような気がします。 だから、こんな言葉を残します。偶然の成功を必然にする好事例を真似することも否定しません。 でも同時に、うまくいった、感染者か減少した要因を徹底的に分析すべきです。良い方向に導いた理由なら、発見しても誰も咎めないでしょう。 仕事も同じです。現場における成功事例を集めてください。 「ここに問題がある」「これがうまくいかない」というものではなくて、うまくいっている、成功しているもの(事例)を集めます。失敗の反省も必要ですが、成功の要因分析も重要です。他の部分に活かせるものが必ずあるはずです。 そして 偶然の成功を必然にする。 成功の
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私は、私のこころを攻撃しない

こういうブログを書いていると、何か完成している人に思われがちです。 でも全く完成されていない。 「完成された姿」におびえつつ、感性で生きているようなものです。 他人よりも多くのものを感じることもあるようです。 「そんなこと気にするな」と言われても、どうしても心の中に錆びたような嫌な感覚がいつまでも残ります。 他人の言葉や行動で嫌な思いをしたとき、いつまでも残る嫌な錆びたような思いは、他人の言葉や言動だけでなく、自分が反応した言葉や行動です。 「なんで、こんなことを言ってしまったのか」 「だからダメなんだ」 「いやだ」 「嫌いだ」 と、いつまでも後悔と嫌悪感が残ります。 そしてその後、必ず「私はまだまだ」と自己嫌悪に陥る。 この時、もう嫌な言葉や行動を起こした他人には関心はなく、自分のことばかり考えています。「人の振り見て我が振り直せ」と言えば立派に聞こえるが、実は自分のことしか考えていない。 他人に向けた嫌悪感が、いつの間にか自分だけに向けられている。 自分を攻撃している。 その攻撃の理由は、やっぱり、自分が一番大切、かわいいから。 でも、これらすべてを、自分の気持ちすべてを受け入れようと思う。 赦そうと思う。 私は完成された人間ではない。 それを隠さない。失敗も多いし、腹も立てば、人の悪口も言う。 でも、自分を攻撃した結果の自己嫌悪感は減らしていきたいと思う。 完全になくすことはなかなかできない。 でも、今日のように自分の自己嫌悪感を敏感に感じることはできる。 それが私の特長かもしれない。 自分で自分の心を攻撃しない 私は、私のこころを攻撃しない そして同時にすべきことは、他
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光と影の話

今、光輝いている人がいます。 その人から発する光は、輝けば輝くほど私たちに温かさとエネルギーを与えてくれます。 でも、光は必ず何処かに影をつくります。輝いている人を正面から見て、その輝きを享受すればいいのですが、どうしてもその光がつくる影が気になることがあります。 新たにブレイクした芸能人や著名人に新たに光が当たる時、すぐにその影を探す人がいます。 「あの人はすごい。でも・・・」と。 こう思って影を気にしだすと、その人はその影への意識から抜け出すことができません。 光は温かく、自分にも活力を与えてくれるはずです。 でもどうしても影を探してしまいます。 私も何度も経験しました。 相手の悪い部分ばかりを探していました。そんな時は自分を責めないで、「ああ、またやってる」というぐらいに思い、自分に罪悪感や嫌悪感を持たないようにしています。 そうすると徐々に影を探さなくなります。 素直に光を浴びてその輝きを目にしたり、温かさを感じればいいんです。 影を探す人は、いつも自分と比べています。 その時自分が黒い影の中にいることに気づいていません。自分と比べることはやめましょう。 「あの人のように」ともっと頑張ろうとすることをやめましょう。 あなたには、あなたの生き方があるはずです。 そして、こういう思いを感じた時、自分の周りを改めて見てください。 あなたには、あなたのことを大切に思ってくれる人がいるはずです。 その人に対して「感謝して」とはいいません。ただ存在することを思い出してください。 そして丁寧に動き出すことです。 思いを「思いやり」に、こころを「こころづかい」に変えて言葉や行動に移して
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今見える世界は自分の作り出した世界

仕事のやり方がとても雑で汚い人がいる。とても嫌だ。 止せばいいのに、職場でこんな嫌な人がいるといつもその人のことばかりを見ていた。嫌なら見なければいいのに、とにかく気になって仕方がない。 嫌なものなのに見たいという心理は不思議だ。 人間は元々、プラスとマイナスがあれば、マイナスに惹かれるものかもしれない。「どんな人にもいいところがある」と理性が自分の怒りを制しても、目につくのは、その人の嫌な所ばかり。 そして、その初めの小さな嫌な所がやがて大きな嫌悪感へと成長していく。その人の行いだけでなく、その人そのものへと的が大きくなっていく。 標的を成長させたのは自分の身勝手な空想力かもしれない。 「こんな仕事を雑にする人だから、きっとその他のことも雑に違いない」、勝手にそう思って、せっせと同僚から納得するための都合のいい情報を集めていた。 イライラが続いたある日、ふとしたことに気づいた。 自分以外の周囲の人に、この人の行動は、本当はどのように映っているのだろうか。 その人の行動に関して、同じような情報が集まっていたから、周囲の人も全く同じように感じている、嫌な思いをしていると、勝手な安心感を育てていたのではないだろうか。 疑問はやはり当たった。 聞いてみると、その嫌さ加減が人によって様々だった。 当たり前のことだ。でもそんなことに気づかなかった。私の意識が嫌な人ばかりに集中していたためだ。 今自分が見ている世界は、自分の作り出した世界であることに気づいた。 人の眼は、カメラのレンズの様に物理的にあるがままの世界を映りだしていない。興味のあることには、それが大きく拡大され、興味の無いもの
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「私は楽しく仕事をしたいだけ」

仕事現場で働く人から、こんな言葉がよく聞かれます。 「私は、ただ楽しく仕事をしたいだけ」 「そのために職場の良くないところは言っていきたい」 「言ってもダメではいけない」 「言わなきゃ何もかわらない」 確かにそうです。間違っていません。こんな言葉はどの職場でも聞こえてきます。そしていつまでも絶えることのない意見です。 職場が楽しくない原因は何なのか? 「職場の雰囲気が悪い」 「言うことは分かるが、言い方が嫌だ」 「言いたいことが言えない雰囲気がある」 これも頷けます。 「だからみんなで話し合って・・・」となります。 そして話し合いの機会を作り、緊張のなか「こうして欲しい」「ああして欲しい」と意見を出し合います。歳も重ねた大人の集まりですから、「わかりました」「直します」と一定の理解は得られます。 でもその集まりが終われば、今度はあちこちで二人三人と仲のいい仲間内でひそひそ話が始まります。スッキリした状態はなかなか得られません。 「楽しく仕事をしたい」という考えを否定しません。でも、そのために他人を変えようとするのは無理があります。 楽しく仕事をするために、仕事のやり方を変えるのは可能です。それぞれの行動を変えるのは必要です。でもそれぞれの考えや気持ち、性格までに踏み込むのは無理があります。 ではどうしたいいのでしょう。 私は、「ただ仕事は楽しい」「楽しいな」と思うようにしています。その根拠はありません。そして、やるべき仕事を行動として淡々と行うのみです。 周囲の環境や他人を変えることで、「楽しさ」を求めても中々前に進むことはできません。そしていつの間にかストレスがたまり職場が嫌
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見渡せば、街にはいっぱい素敵なことがある

ATMで後ろの人を待たせてしまったら、「すみません」と軽い会釈をして「お待たせしました」と言って立ち去る。 こんな人は素敵です。 ひと言でその場の空気が清々しくなります。 大きな荷物を抱える人を見かけたら、「大丈夫ですか」と気にかけ「お手伝いしましょうか」と言葉を続ける。 分かっていても、次につなげるひと言が出ない。 「お待たせしました」「お手伝いしましょうか」となかなか言えない。 そんなに急いで、何をやっていたんだろう。見渡せば、街にはいっぱい素敵なことがある。 渓谷の紅葉を求めなくても、ゆったりとした時間も経験できる。 だから、日々の自分が感じた温かさを忘れない。 ちょっとした言葉で時間の流れが変わる。 恥ずかしくて、ちょっと戸惑ったけれど自分も言ってみた。 そのとき助かったのは自分だった。  Kindle Unlimited―引き算ではなく、足し算で「なりたい自分」を作り上げる― この本は、「顧客体験コミュニティ」を疑似体験していただくための作品です。このコミュニティでは、知識を得て、心の状態の変化を体感し、実践して思考し、その時の体感や実践をメンバーと共有することを目的としています。
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自分が投影した他人の姿に怯えていた

人間は自分の弱い部分や願望を誰かに投影したり、憎んだりする。 安部さんは在任中、日本は強くあってほしいという願いの投影先だった。 その安部さんが病気を理由に辞任し、会見では国会で見せる居丈高な 振舞とは違い、謙虚に国民への感謝も述べていた。 同情が生まれ、国民にとって弱さも含めて映し出せる存在になった。 自分と同じ等身大の人間は否定しにくい。 (中日新聞 「精神科医・香山リカさんの味方」より)そして、こうも言っている。 「私自身、改憲などで安部さんに批判的な立場だったが、今はなんで あんなに恐れていたのかとも思う。強大な権力というイメージが辞任を きっかけに普通の人に変わった」 投影された人物像は、映画のスクリーンのように巨大化する。 姿が大きくなると同時に、自分の期待も憎悪も膨張していた。 相手の権威や邪な力を想像して、恐れて相手を巨大化していた。でも、現実の人物は大きさも変わらないし強くもない。 すべては受け手が感じ取ったものだ。 そう考えるとおもしろい。 今まで恐ろしいと思っていた「あの人」に対する恐怖も実は自分が創り出したものだった。他人に恐怖や威圧を感じることがある。 そんな時冷静に今日の発見を思い出したい。 自分の気持ちを整えることが出来る。 自分と同じ等身大の人間であることを思い出してみよう。新刊のご案内です。amazon    Kindle Unlimited
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100回やって出来るようになったことは、1回で出来る人よりも体に染みてあなたのためになる

「100回やって出来るようになったことは、1回で出来る人よりも体に染みてあなたのためになる」ライフスキル(意識して起こす行動)として、こんなことを心がけています(1)「自分がどう思われているか」ということを考える時間を減らす (2)人を許すことで、自分を自由にする (3)否定的な思いに焦点を合わさない (4)相手と自分は違うことに気づき、理性によって共に歩む道を模索する (5)他人の良いところを認め、さらに一歩進めて他人の成功を願う (6)会うべき人に出会ったことに感謝して相手に執着しない (7)物事に囚われない (8)自分の見ている世界だけでなく、周りの人たちの視野に気づく (9)「何でも一番になる」をやめる (10)「あの人も頑張っている」と思い、「自分も頑張ろう」と思わない そして、「出来たかどうか」だけじゃなくて、行動したときの気持ちを記録しています。出来たり出来なかったりの毎日です。たとえば、自分の心のくせなのか、誰かと会話をしていても自分のことばかり考えています。でもそれはお互いさま、誰もが自分のことで手一杯です。そのとき、自分を考える時間を減らそうとすればいいだけのこと。 そして、「またやってしまった」と軽く流していきます。そして明日は変わろうと思います。 それで徐々に変わっていきます。 (1)から(10)は、読めばだれでもそうだ、と思います。しかし出来ないのが現実です。 そのためにも、行動の記録(感情の記録)が大切です。 書かないと理解は出来ても身につきません。 「あなたは器用じゃないから、人が1回やって出来ることも100回やらないと」 「100回やって出来るよ
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顧客体験コミュニティが本になりました

タイトルは 「顧客体験コミュニティ」で気づいて「なりたい自分」になる Kindle版 (電子書籍) Kindle Unlimited 会員は追加料金なし(¥0)で読み放題です。¥800 Kindle 価格ココナラで紹介している商品やコラムの内容をまとめたものです。引き算ではなく、足し算で「なりたい自分」を作り上げる この本は、「顧客体験コミュニティ」を疑似体験していただくための作品です。 このコミュニティでは、知識を得て、心の状態の変化を体感し、実践して思考し、その時の体感や実践をメンバーと共有することを目的としています。 何のためにそんなことをするのでしょうか。 それは、「顧客を主語にした顧客満足活動」という改善行動を、「自分の心に対処するライフスキル」を高めることで進めていくためです。 参加者が顧客であった時の気づきを集め、自分の仕事に生かす戦術を作り上げていくと共に、日常生活の中で積み重ねられた自分の心の「くせ」に気づき、それに対処することでパフォーマンスを上げていく、そのために有機的に結びつけられた参加者の知恵と体験を有効に活用します。 気づきのマーケティングコンサルタントとして、実践的に仕事と心を高めていく方法を追究する著者が贈る、気づき(マインドフルネス)とライフスキルを融合した世界を、ぜひ体感してください。
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「写真撮影禁止」のなぜ?

なぜ「写真撮影を禁止するのか」 お店の人に聞いてみれば、「他のお客様のご迷惑になる」という。 本当だろうか? 他のお客さんの姿を勝手に撮ってるわけじゃない。 同業者で偵察しているわけじゃない。(見ればわかる) それでも撮影は困るという。決まりだからという。 そんな不満は私だけじゃなかった。あるサイトでこんな意見を聞いた。写真はSNSに載せるばかりじゃない。メモ代わりの写真もある。 興味あるものを見つけたが、自分だけじゃ決められないこともある。 今度はこんなフルーツを食べたいと写真で残しておきたいこともある。 高価で買えないけど素敵に感じた服もあった。 それなのに「写真はダメ」と言われた。 そして、その理由もどこか納得できない。 ネットには無い「トキメキ」を体験できるのに残念だ。 写真撮影できるのは、実店舗の強みになる。 他のお客さんを撮るような怪しい人がいれば注意すればいい。 料理の写真を撮っただけで食べない人にも、そっとお願いすればいい。 カメラ片手に写真を撮る時代は終わった。 スマホの写真はメモ代わりにもなる。 改めて、徹底的に考えてみたいことだ。 なるほど!という理由があればそれでいい。 でも、なんとなくなら変えるべきだと思う。
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具体的な会話を記録する

顧客管理について気になる記事を見つけました。その中で、紹介されたお店の顧客情報ノートについて書かれてあり、記入する項目にお客さんとの会話欄がありました。そしてその欄には「ディスプレーが気になって」「自分へのごほうびです」など具体的な会話が書かれています。気になったのはこの「具体的な会話」です。お客さんの情報を記録するとき、「何を話したか」は貴重な情報源です。でもそのときの記録の仕方が、「ディスプレーを気にしていた(気に入っていた)」と書いたらどうでしょう。「ポイントはディスプレー」と記録したらどうでしょう。微妙にニュアンスが違ってきませんか。内容は同じ事ですが、ストレートにお客さんの感情が伝わってこない気がします。お客さんが発した言葉、そのままを記録するこんな方法が大切に思います。お客様の生の言葉から様々な姿が想像できます。可能性も広がります。情報はデジタルである方が整理はしやすいです。でも発した言葉のようなアナログ情報が実は一番大切な価値の高い情報のような気がします。
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#つぶやき 001

読後に掃除機をかけたり、カーテンを洗ったり、ただ黙々と身綺麗にしたいと思う文章を書きたい。感動しても落ち込んでもすぐに身体を動かせない。だからせめて身の回りから空気を変えたい。蝶の羽ばたきが嵐を起こすように世の中が変わるかもしれない。
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心を使いすぎない

魂を覆っているものが心であるなら、心を使いすぎない。 心は疲弊に傷つきほころぶ。 ギザギザの心は、その鋭利な剣先で 他人の心に傷をつくる。 まあるい心は、ころころと転がり 様々な人の心に寄り添う。 魂が傷つくとは聞いたことがない。 魂は他人に傷つけられるほど弱くない 、すべて崇高で誇り高きもの。 碧く澄んですべてを受け入れ溶かし また混じり気のない澄み切った碧色になる。  自分の心は弱いものとあきらめる。 守るのは自分しかいない。
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