光と影の話

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コラム
今、光輝いている人がいます。
その人から発する光は、輝けば輝くほど私たちに温かさとエネルギーを与えてくれます。

でも、光は必ず何処かに影をつくります。

輝いている人を正面から見て、その輝きを享受すればいいのですが、どうしてもその光がつくる影が気になることがあります。

新たにブレイクした芸能人や著名人に新たに光が当たる時、すぐにその影を探す人がいます。
「あの人はすごい。でも・・・」と。


こう思って影を気にしだすと、その人はその影への意識から抜け出すことができません。
光は温かく、自分にも活力を与えてくれるはずです。
でもどうしても影を探してしまいます。


私も何度も経験しました。
相手の悪い部分ばかりを探していました。

そんな時は自分を責めないで、「ああ、またやってる」というぐらいに思い、自分に罪悪感や嫌悪感を持たないようにしています。

そうすると徐々に影を探さなくなります。
素直に光を浴びてその輝きを目にしたり、温かさを感じればいいんです。

影を探す人は、いつも自分と比べています。
その時自分が黒い影の中にいることに気づいていません。
自分と比べることはやめましょう。
「あの人のように」ともっと頑張ろうとすることをやめましょう。
あなたには、あなたの生き方があるはずです。

そして、こういう思いを感じた時、自分の周りを改めて見てください。
あなたには、あなたのことを大切に思ってくれる人がいるはずです。

その人に対して「感謝して」とはいいません。ただ存在することを思い出してください。
そして丁寧に動き出すことです。
思いを「思いやり」に、こころを「こころづかい」に変えて言葉や行動に移してください。
そうすれば今度はあなたが「輝く人」になります。


光と影はいつも存在します。これはまぎれもない事実です。
いつも光であることはできません。ある人の光になったり、その人の影にいたりと、そんなことの繰り返しです。

それでも構いません。
ただ、影にいること、影を探していることに気づいてください。
気づいたら、その影から抜け出しましょう。



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