嫌いな人との付き合い方

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自分の周りの人達を、5:3:2で分けています。
5は、私の行動や使う言葉で私を好きにも嫌いにもなる人。50%います。
3は、私が何をしても私のことを認めない人、嫌いな人。30%は「いて当然」と思えば気が楽になります。相手にしない対象です。放っておけばいいんです。
2は、私がどんな失敗をしようが最後は味方になってくれる人。
20%はいて欲しい。いや気づかなくてもいるはずです。

私のことを好きにも嫌いにもなる50%の人に対しては、自分のことをしっかり伝えて、相手のことを真摯に受け止めます。「相手と自分に違いあること」を認めた上で、相手を受け止めていきます。

30%の人とわかったら、無理に相手を変えようとしません。無駄なエネルギーを使いたくありません。エネルギーを注ぐのは、20%の人です。私がどんな失敗をしようが最後は味方になってくれる人ですから、私もその人の味方になります。

「すべての人はいい人」
「どんな人にもいいところはある」
「人の長所とつきあうべきだ」
などと教えは色々あります。
でも、私にはこの5:3:2が気楽です。
私は3割の人に嫌われてると思っている。こう思う方が気楽です。

それとは別に私にも嫌いな人はいる。それも仕方ないと思っている。
自分を無理に聖人化することはしません。
だから、嫌いな人とはこんな付き合い方を目指しています。

1.距離を置く
2.無理に好きになろうとしない
3.変わって欲しいという期待を捨てる
4.嫌な思いをしてもやり返さない
5.「そういう考えもあるんだな」と思うだけ
6.話しかけられたら無視はしないで軽く流す

あまり真面目に考えず、軽く流すことにしている。
自分の人生に大きく影響を与える人じゃない、と思っている。
その人のために嫌な思いをすることはバカバカしい、と思っている。
私にはもっと大切にしたい人がいるから、その人に時間を使いたいと思っている。

それでも「あの人が嫌い」という思いが頭から離れない時がある。
そんなときは、「あの人は嫌だ」と言葉にして手放すことにしている。考えることは、その人に自分のエネルギーを向けることになる。でもそのエネルギーは、ただ放出してるだけで相手を変えることはできない。

そして、相手の亡霊から逃れる方法ばかりを考えない。何か別のモノを感じることにしている。頭の中に相手の顔が浮かんでは消え、また浮かぶ時、私は感じることに集中している。

例えば…。
パソコンで文字を書いているのなら、書いてる文字や内容ではなく指先に触れるキードードの感触を味わいます。思考を止め五感に切り替えます。
そうすると徐々に頭の中に浮かんだ嫌いな顔が消えていきます。そしていつしか忘れてしまいます。思い出したらまたその作業をするだけです。
甘いケーキを想像することもあります。

「誰が嫌い」という負の思い(エネルギー)は誰でも持つものです。そんなときは、その思いを感じた自分を責めずに自分なりの対処方法を知っておくことです。自分の心に対処するライフスキルのひとつです。

自分を愛する知恵ですね。
だって、誰かを嫌いという思いを持って悩んでいるだけ時間がもったいないじゃないですか。


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