いまより少しでも社会を良くしたいと願うこと。そのために知らない世界を知ろうと努め、正しい知識を得ること。自分に出来ることを正確に把握すること。その積み重ねが世界をより良い方向へ動かしていくのだと信じている。そんなのは絵空事だとか奇麗事だとか言って切り捨てるのは容易いが、リアリスティックで冷笑的な態度を取ることほど幼稚なことはない。愚直だろうと偽善だろうと、社会への責任をきちんと果たせる大人になりたい。
彼女は言った。私は、昔から周りに合わせて生きてきてしまったところがあって、言いたいことを言うよりも「こういうことを言っておけばいい」と思ったことを言ってしまったり、笑いたくないのに笑うことがありました。だけど、これからは「好き」で選ぶことができるようになったらなと思います。
自分の身の上を話しても「みんな大変なことを抱えながら生きているんだから」と言われてしまったり、「いい年なんだからそんなこと言わないで」と諫められることが多かった。だから、泣きながら話を聞いてくれる人の存在に、衝撃的な感動を覚えた。
「そんなのは絵空事だとか奇麗事だとか言って切り捨てるのは容易いが、リアリスティックで冷笑的な態度を取ることほど幼稚なことはない。」
「自分の身の上を話しても「みんな大変なことを抱えながら生きているんだから」と言われてしまったり、「いい年なんだからそんなこと言わないで」と諫められることが多かった。」