珍しい依頼を受けました。
先日、珍しい依頼を受けました。関西方面の地方ラジオ局の番組を制作していらっしゃるディレクターから、「自分の番組を添削してください」という依頼でした。もうすでにプロとして仕事をなさっている方からのそんな依頼は初めてでしたので、驚きましたが、他分野から流れで今の仕事につき、ずっとやってきたが、誰も何も言ってくれないので何が正解かわからない、とのことでした。僕にアドバイスできることなどあるのか疑問でしたが、熱意に負けて引き受けました。案の定、番組は素晴らしく、おそらくその放送局の中でも人気番組でしょう。3時間半という長い生放送ですが、その録音を送ってもらって聞くと、ほうとうに楽しく3時間半聞くことができます。それでも「こういう部分はどのように考えて作るのか」など、非常に的を射た的確な質問を投げかけてくるので、それに対しては自分の分かる範囲ですが一所懸命に答えました。「考え方が間違っていなかったと安心しました」とか「なるほど、そう考えればいいんですね」など、色々と参考にしていただいたようで、こちらも嬉しく思いました。プロとしてやってきているのに、謙虚で真摯な態度にとても胸を打たれました私も、見習わなければと思った依頼でした。これから、ポッドキャストなど流行ってきそうです。すでに番組を作っている方、もっと良くするために「もっと良くならないかな?」と問いかけてみるのも大事ですよ。
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