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環境をコントロールするための超具体的な手引書

キャリアコンサルタントの仕事をしていると、「やらなきゃと思うけど、就活のやる気が出ないんです」という相談をよく受ける。話を聴いていくと、やる気が出ない原因は、“本人の意志の弱さ”ではなく“環境の影響”であることが多い。クラスによっては、平均よりもかなり早い段階で情報収集を始めたり、実際にエントリーして動き出す人たちがいる。その“動きが早い集団”の中で行き詰まっている人の多くは、「みんながやっているから」と焦って動いている人だ。けれど外から見ると、その姿は“主体的に動いているように見える”ことが多い。そんな環境の中では、焦りや比較の中で「本当は何をしたいのか」を見失いやすい。けれど一方で、自分が安心できる環境や、応援してくれる人のそばに身を置けると、自然と“動ける自分”に変わっていく。環境は、やる気を奪うこともあれば、やる気を育てることもある。大切なのは、「どんな場所なら自分が動けるのか」を知っておくことだと思う。私はこれまで、さまざまな職場で働いてきた。その中で、環境次第で仕事のモチベーションが何倍にも膨れ上がることを何度も体感してきた。たとえば、マネジメントをしていた書店員時代。チームの雰囲気が良く、アイデアを出し合えて、裁量権もそれなりにあった環境では、1年間で売上を3倍に伸ばしたこともある。今思えば、これはアメリカの心理学者エドワード・デシとリチャード・ライアンが提唱した自己決定理論(Self-Determination Theory)の考え方そのものだったのかもしれない。人が内発的に動機づけられるためには、① 自律性(自分で選び決められる)② 有能感(自分の力を発揮でき
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