知らない人に話しかけられる日常
外出先でのちょっとした出来事が、わたしの日常にささやかな彩りを与えてくれます。今回は、見知らぬ人によく話しかけられるわたしの、ちょっぴり変わった体験談を書こうと思います。スーパーで出会った気のいいおじさん昔、スーパーでの買い物中のことです。レジを済ませ、買った商品をビニール袋に詰めていると、隣にいた見知らぬおじさんが、わたしの手元を覗き込みながら大声で話しかけてきました。「あんちゃん、料理作るんかい?」一瞬、時が止まりました。「あんちゃん」?わたし、一応女なんすけど…。その日、わたしは初めての美容院で希望がうまく伝わらず、どう考えても変なマッシュヘアにカットされていました。時々鏡を見て「これはナイな」と心の中でつぶやいていたのですが、一方で「いや、待てよ、見方を変えれば、まるで宝塚の男役じゃないか!」と無理やりポジティブに解釈し、一人ガッツポーズを決めていました。服装はごく普通のジーンズにTシャツ。そんな状態でまさか初舞台を踏むことになるとは。気を取り直しておじさんを見ると、満面の笑み。手際よく袋詰めをするわたしの姿にすっかり感心したようでした。そして続けて放たれた言葉。 「あんた、若いのにえらいなぁ。ちゃんとしたもん、作ってるんかい?」この質問に、わたしは心の中で(お前もな!)と全力でツッコミを入れつつ、ニヤリと笑って答えました。「はい!生きるためにやってます!!」と。わたしの男役としての熱演に、おじさんは「そりゃ、そうだなぁ!」と腹の底から笑ってくれました。その日のおじさんの爆笑は、わたしの生存本能を讃えてくれたのかも知れません。レジ係の人との謎の野菜会議初めて訪れたスーパ
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