それ、現場では無理やねん。 ― 上からの理想と、現場の現実のあいだで
看護師さんって、毎日ほんまにようやってると思う。現場はね、今日をどう回すか、今この患者さんをどう支えるか、目の前のことで精一杯。一方で、上司や管理側は、病院全体のこと、方針のこと、先のことを考えてる。どっちが正しいとか、どっちが悪いとか、そういう話じゃないと思うんよね。ただ、見ている景色が違う。それだけのことなのに、その「ズレ」が、現場にいる看護師さんを、じわじわしんどくさせていく。現場では、「これ以上は無理やな」「今日はもう手いっぱいやな」って思いながらも、結局、誰かがやらなあかんから、誰かが飲み込む。声を上げる前に、自分の中で折り合いをつけてしまう。「私がやった方が早いし」「私が我慢すれば回るし」そんなふうに。私は、看護師として長く現場にいて、途中から中間管理職の立場にもなった。現場の大変さもわかるし、上が言っていることも、頭ではわかる。だからこそ、その間に立つしんどさを、ずっと感じてた。上には上の言い分がある。現場には現場の現実がある。でもね、その間にいる人の気持ちは、どこにも行き場がなくなりやすい。たぶん、今もそう。病棟で動いている看護師さんたちは、以前よりもっと忙しくて、もっと余裕がなくて、それでも、ちゃんと患者さんのことを考えて、ちゃんと現場を回してる。それって、当たり前じゃない。ほんまに、ようやってる。上司も、病院も、悪くない。でも、現場のしんどさは、気合いや努力だけではどうにもならないところまで来ているんやと思う。それでも毎日、現場に立っているあなたは、本当に、ようやってる。今日は、それを伝えたくて書きました。もしよかったら、ここでちょっとだけ話そ。看護師さん向
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