「無理、無理」これは暗示です
催眠術とは深い眠りに落ち、知らぬ間にかけられる。というものばかりではありません。ヒプノセラピーという催眠心理療法では、アーロン深度スケールという催眠の6段階深度を学びます。ココナラにもヒプノセラピストの方がいらっしゃいますね。NLPも軽い催眠を用いたりします。催眠術をかける時には暗示を使います。暗示…言葉や合図などにより、他者の思考、感覚、行動を操作・誘導する心理作用のことをいう。そして軽い暗示は日常にも潜んでいます。食べ物のCMを見た途端に、無性に食べたくなる。そんなことはありませんか?私はもの凄くあります(笑)映像や、噛む・飲み込むなどのリアルな音。ジューシー・サクサク・のど越し・クリーミー・とろける…などの五感を刺激する言葉。これらに触発され、「♪食べたくなるなる」になってしまう(笑)これも軽い暗示です。CM前には思ってもいなかった商品に、強く欲望が湧いてしまう。うまいこと踊らされてしまうのです^^さて、子供が「プロ野球選手になりたい!」と言ってきました。どう考えてもそんな才能はなさそうだし、親も秀でた運動神経の持ち主ではない。「無理、無理」とつい言ってしまいがちです。「お父さんもお母さんも運動は苦手だし、あなたも走るの早くないでしょ?それに、あの人たちは特別なのよ。だから、無理、無理」ここで軽く暗示をかけたことになります。本人の意思が強ければ暗示はすぐに解けます。しかし、親子の信頼関係が築けていればいるほど、子供は絶対的な真実を伝えてくれているのだと信じ込みます。暗示は意識の深くに根を張ります。しかし、無理だと決まってはいません。「いやいや、だいたい分かるし…」そう思わ
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