催眠療法について

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催眠療法というのは、数ある代替療法の中でも歴史があり、古代エジプトの『眠りの寺院』で時の神官により使用されギリシャ、古代ローマそしてヨーロッパへと広がっていったと言われています。すでに欧米では、様々な医療の現場で用いられ、歯科、分娩通、末期がん患者、パニック症、不安症、心因性障害等の75%の軽減効果を認められ誰でも気軽に、当たり前のように利用しています。しかし、日本では催眠術(怪しい・眠らされる・操られる等)のイメージがはびこっているため、本来の姿とはかけ離れた受けかたを強いられています。
そこで、ここでは催眠療法について簡単にご説明いたします。
催眠とは主として暗示によって意図的に変性意識状態(その逆は覚醒状態という)を作り出す技術(方法)のことです。
変性意識とはトランス状態(頭はボーッとしているが意識はある、寝起きの状態に近い状態、夢うつつの状態)のことを言います。
決して自分が望まないのに操られたり、意識がなくなって何もわからなくなったりする様なことはありませんし、記憶がなくなることもありません。
あくまでも催眠とは変性意識状態の時に潜在意識にある悩
み、心的問題の根本的な原因にアクセスし、解決・解放・軽減する方法なのです。
顕在意識(自分で意識できる意識〈例えば、考える・思う・気持ち・感情〉のことです)と潜在意識(普段意識していない意識〈例えば、呼吸も意識せずに自然にできていますし、癖も意識していません〉のことで無意識が属している部分です。
実はこの潜在意識は顕在意識よりも優先され人間のデータベースとなっています。)を遮っている扉(クリティカルファクターと言います)を開ける技術のことです。決して特殊能力ではありません。
催眠療法とはあなたの思い出せない、または気づかなかったお悩みの原因を潜在意識の中に探しに行き、そのきっかけとなった出来事を解放したり書き換えたりして心の重荷を取り除いていく療法です。
しかし、この療法は、あくまでも本人が自分のために望んだ場合に有効です。本人が望まないことについては基本的に催眠にかかりません。

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