受験勉強、何から始めればいい? ―― まずやるべきは「参考書選び」じゃない
「高3になったし、そろそろ受験勉強を始めないと」
そう思って、とりあえずネットで「参考書 おすすめ」と検索する。よくある光景ですし、その気持ちはとてもよくわかります。でも、いきなり参考書を選ぶ前に、もっと大事なステップがあります。■ 最初にやるべきことは「自分の現状を知る」こと
受験勉強を始めようとするとき、多くの人が「何をやるか」から考えます。でも本当に最初にやるべきなのは、「今の自分がどこにいるか」を把握することです。
同じ「英語が苦手」でも、中学レベルの文法があやしい人と、長文の読み方がわからない人では、やるべきことがまったく違います。現状を把握しないまま参考書を選ぶのは、症状を確認せずに薬を飲むようなものです。
では、どうやって現状を把握するか。模試の結果がある人は、総合点や偏差値や判定だけでなく大問ごとの得点率を見てください。たとえば英語なら、文法問題と長文問題のどちらで落としているかによって、取り組むべき内容はまったく変わります。
模試を受けていない人も大丈夫です。まずは次のことを、科目ごとに自分に問いかけてみてください。
・その科目の、どのあたりまでは「わかる」と言えるか?
・どのあたりから「あやしい」「わからない」になるか?
・ふだんの勉強で、その科目にどれくらい時間を使っているか?
・学校の授業にはついていけているか? どの科目が厳しいか?
まずは「だいたいこのへん」でも、紙に書き出してみると、頭の中だけで考えているよりずっと整理しやすくなります。大切なのは、漠然とした不安を具体的なものに変えること。それだけで、やるべきことの輪郭が見えてきます。■ 現
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