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【教養としての読書】源氏物語④ 夕顔(ゆうがお)

こんにちは、ココナラドクターです。GW中、ブログの閲覧数が少ないので、読者のみなさんはお出かけしているのでしょうか。レクサスが納車されて、お花を頂きました。納車式は何度経験しても、楽しいですね。今日は源氏物語より、「夕顔」をご紹介。性格は、驚くほど従順でおっとり、若々しくありながら、男女の仲を知らないわけではないと書かれています。源氏と知り合うのは、夕顔が19歳、源氏が17歳の夏です。源氏は、父の後妻である藤壺の女御が好きだったからか、若い頃は年上の女性とたくさん浮名を流します。源氏が病に伏せる乳母を訪ねたとき、隣の家できれいな女性のシルエットをみてしまい、興味を持ったのが初めです。隣の家の軒先には、白い夕顔の花が咲いていて、従者に夕顔の花を折らせた源氏。隣の家に使える女性が、歌を書いた扇に花を載せて、源氏に進呈。「もしかして あの人かしら 白露の光を添えた 夕顔の花」ここから手紙のやり取りが始まって、源氏は足しげく通うようになります。ある秋の日、2人だけの時間を過ごそうと、夕顔を家から連れ出し、車をある廃屋で止めた。夜半すぎ、2人はまどろんでいたが、急に源氏の君が目を覚ます。夕顔の息が止まっていて、おそるおそるあかりを夕顔の顔に近づけると、別の女性の顔が写る。源氏が以前情を交わしていた六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)の生霊が、夕顔を殺したのであった。六条御息所はそのとき24歳。源氏の父親の桐壺帝の前の帝の妃であったひと。源氏は手当たり次第に女性に手を出していて、恨まれてしまったのです。
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【教養としての読書】源氏物語④ 登場人物の紹介

初代天皇である神武天皇(じんむてんのう)が、橿原宮(かきはらのみや)で即位したことを祀り、橿原神宮は「はじまりの地」として、知られています。こんにちは、ココナラドクターです。今年から何かを始めるみなさんも、そうでないみなさんにも、幸運がありますように!さて、今回は源氏を取り巻く女性陣のご紹介です。女性の数が多いですが、一緒に1人ずつ学んでいきましょうね!!①藤壺の女御(ふじつぼのにょうご) 源氏の父親である、桐壺帝(きりつぼてい)の後妻。 桐壺帝の先帝の第4皇女。 源氏の母親である、桐壺の更衣とそっくりの容貌を持ち、源氏からの求愛を 拒み切れずに、不義の子、のちの冷泉帝(れいぜいてい)を産む。 とても美しく、「かがやく日の宮」と呼ばれた。②正妻、葵の上(あおいのうえ) 左大臣の娘。もともと源氏の兄の朱雀帝(すざくてい)に嫁ぐ予定であった が、左大臣が源氏の将来性を見込んだため、16歳で源氏に嫁ぐ。 教養豊かな美人であったが、プライドが邪魔してか、源氏とは仮面夫婦であ った。夕霧(ゆうぎり)を生んだのちに没する。③女の嫉妬は恐ろしい、六条御息所(ろくじょうのみやすどころ) 源氏の父親である桐壺帝の弟の妃であった。 20歳で未亡人となり、一人娘を育てる。 源氏に言い寄られ、関係を結ぶも、嫉妬心が強く、生き霊となって葵の上や 愛人などを、次々に殺してしまう。④一夜を共に過ごした、空蝉(うつせみ) 年取った受領(ずりょう)である伊予介(いよすけ)の後妻。 受領とは地方官のことで、貴族ではあるが、身分は低い。 源氏に押し切られて一夜を共にするが、夫の死後に尼となる。 知的であるところに源
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