【雨の伊勢神宮で心の浄化旅】感謝と厄落としのあと、神々しい朝焼けが迎えてくれました
今朝はまだ空が真っ暗な朝4時に出発し、雨の中、伊勢神宮へと向かいました。「雨の日の伊勢神宮は厄落としになる」と聞き、あえてこの雨の中での参拝を選びました。どしゃ降りにも思えるほどの雨が降る中、神宮の森に足を踏み入れると、どこか空気が違って感じられるから不思議です。雨に濡れた木々はキラキラと命を輝かせ、静かに流れる五十鈴川のせせらぎに、私の中のざわめきも次第に静まっていくようでした。◆ 大雨のあとに現れた、神々しい朝焼け驚いたのは、そのあとのこと。参拝を終えたころ、雨がふと止み、空の向こうに朝焼けが現れました。まるで「よく来たね」と天照大御神様に迎えていただいたような、そんな温かい光。雲の切れ間から差し込む金色の光が、神宮の森をやさしく包み込んでいて、思わず立ち尽くしてしまうほど神々しい光景でした。雨の日の参拝は、確かに足元は大変。でも、雨が洗い流してくれるもの、そしてその後にしか見られない美しさがあるのですね。◆ 感謝の気持ちを胸に、外宮・内宮をめぐるこの日は、とにかく日ごろの感謝を丁寧に伝えることを意識しました。「いつも守ってくださってありがとうございます」「こうして元気でここに来られることが、どれほど尊いことか」心の中で何度も、何度も手を合わせながら歩きました。お願いごとよりも「ありがとう」を伝えると、心の中がふっと軽くなります。◆ 帰り道には浅熊山「金剛證寺」へお伊勢参りの後は、「伊勢に参らば朝熊をかけよ。朝熊をかけねば片参り」と言われるほどの場所 浅熊山 金剛證寺(こんごうしょうじ)へ。実は、伊勢神宮の参拝だけでは“片参り”になってしまうという伝承があり、この金剛證
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