障害者グループホーム事業について考察

記事
コラム
過去に、ご相談のあった内容を少しだけ紹介いたします。






相談内容

親族に老人ホームを経営している者がいて福祉事業は身近に感じていました。ビジネスの勉強をしていたのと、人の役に立ちたいという思いがあり、カウンセリングや対人援助の副業などはした経験があります。

そこで、障害者向けのグループホームのビジネスモデルが優れていてまだまだ需要に対して供給が少ないという情報を得たこともあり、事業に対して非常に興味を持っています。
事業参入において、1番の参入障壁となるのはサービス管理責任者の確保になるのでしょうか?その場合、人材確保においてよい方法はありますか?






回答内容

仰る通り、サービス管理責任者の確保と雇用の維持が必要な事業です。人材確保の方法として下記のような工夫はできると思います。

・人材紹介会社を使う
・無料の広告媒体を活用する
・地域相場を調査し、給与テーブルを相場より上げる
・運営方針や理念を求職者に明確に伝えられるようにする
・知り合い経由で探す
・開設地域のハローワークに求人を出す
・フランチャイズを利用し採用などのサポートを受ける
・スポットコンサルを利用し解決方法を授かる


障害者グループホーム事業において、他に参入障壁として考えられる事象は、
下記となります。

・事業資金の調達(1,000万円以上)
・制度内容についてのある程度の理解
・開設予定自治体のローカルルール
・開設候補物件の利用許可を得る
・売上となる国からの報酬の入金が2ヵ月後
・運営ノウハウを確立する必要がある
・スタッフの教育
・人員基準を満たしたシフトを作成する
・継続した採用活動とチームづくりが必要

他にも考えるべき点として、最低限下記についてお考えいただくと
良いかと思います。
①出店エリアの選定
②集客方法
③加算の取得方法
④運営書類の雛型と保管方法
⑤ハウスルールの策定
⑥適正な運営経費の算出



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