これはご家庭の方針によるところが大きいので、正解はないと思います。
ただ、『こういう子がこうすると、こうなりやすい』という傾向はありますので、それをお伝えしたいと思います。
まず、子供全般に言えるのですが、子供は切り替えが下手です。
『勉強がんばったから、たまには息抜きさせてあげよう!』と思うのが親心だと思います。お気持ちはよくわかります。子供の立場から考えても、こうしてあげたくなりますよね。
受かるために自分からコツコツ頑張っている子は、息抜きをしても大丈夫だと思います。『遊びたい』という気持ちよりも、『勉強したい』『勉強しないと不安』という気持ちが勝つので、自然と勉強に戻ります。
一方、親に強烈な伴走をしてもらって、イヤイヤ勉強している子は、一度甘い汁を吸うと、全くやらなくなることがあります。『楽しかったな、、、』という記憶が頭から離れなくなり、机に座っていても上の空のことが多いです。
もっとも、親の前では勉強しているフリをしないと、毎日の休憩も無くなってしまうので、とにかく勉強したフリをします。
覚える気もないのに、写経のように漢字を何十個も書き続ける。
算数の問題の答えを写しまくる。
記述問題は、あたかも自分で書いたようにするために、答えを見ながら少し足りない感じでアレンジします。まさに職人技です。親も簡単には見抜けません。
過去問は適度に答えを見て、合格最低点を少し越えさせます。
こんなことを夏休み中やる子もいます。
これはあくまでも私見ですが、強烈な伴走が必要な子は、『お出掛け』や『帰省』はしない方がいいと思います。
子供本人は凄く行きたがると思いますが、一度勉強から離れて甘い蜜を吸うと、現実に戻れなくなることが多いです。
また、彼らはダラダラしながらしっかり休んでいるので、息抜きはあまり必要ありません。
本番まで半年を切っているので、走り切ってしまった方が良いと思います。その方が子供の精神衛生上良いと思います。『子供のため』と思ってやったことが、子供の心を大きく乱してしまいます。
イヤイヤながらも勉強への耐性がつき、少しずつ習慣化してきたところに、その子たちにとっては勉強よりも遥かに楽しい遊びを入れてしまうと、簡単に元に戻ります。この子たちには悪気はありません。大人でも同じことは簡単に起きると思います。私から見ると、却って残酷な仕打ちに思えてしまうことがあります。
『受験が終わったら、家族みんなで思いっきり遊ぼう!』という目標を掲げて、本番まで走り切ってしまってくたさい!