最近の中学受験失敗のキーワードは『認知バイアス』

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『認知バイアス』とは、直感や先入観に基づいて注目すべき情報を限定し、過去にうまくいった行動パターンを選択することを言います。
『認知バイアス』の中には、以下のものなどがあります。
『確証バイアス』とは、自分の意見や価値観に一致する情報ばかりを集め、それらに反する情報を無視する傾向を言います。
ネットに溢れかえる情報の中から、自分に都合の良い情報ばかりを集めてしまい、事態がどんどん悪化していくご家庭があります。
また、特性の強い子のご家庭にたまにありますが、現状を肯定する診断を出す先生に出会うまで、病院をはしごすることもあります。
『バンドワゴン効果』とは、大勢の人が支持している事柄は、そのことによってより一層支持が大きくなることを言います。
みんながSAPIXに通っていると、SAPIXの価値がどんどん上がり、SAPIXに通っていないと受からない気がしてきます。
また、日曜特訓などの過去問講座をみんなが受講していると、この講座を取らないと落ちる気がしてきます(ただ過去問を解かせて解説しているだけなのですが😅)。
『現状維持バイアス』とは、現状を「安定」と捉え、その状態が崩れることを嫌う心理状態を言います。
小6の8月まで来てもほとんど成績が上がっていないのに、優先順位をつけて何をすべきかを考えずに、ただ漫然と塾に通い続けるご家庭に当てはまります。
『サンクコスト効果』とは、費やしたコストや時間にこだわり、損する可能性が高い状況でも投資を止められなくなる心理傾向を言います。
『幼児教育から入れたら高級外車一台分くらいかかっているんだから、今さら中学受験はやめられないわよ!』と考え、あまり勝算が無くても、中学受験に突入してしまうご家庭があります。
冷静に考えると、中学受験は撤退して高校受験に回った方が良いと頭ではわかっていても、なかなか決断ができません。
『正常性バイアス』とは、都合の悪い情報を軽視して、自分は大丈夫だと思い込む心理傾向を言います。
小6の8月に暗記モノで点が取れないのに、取り憑かれたように算数の問題を解いている子が、これに当たります。
中学受験が初めてだと、ご両親も『みんな、こんなものなのかな、、、』と思い込んで、ズルズルと行ってしまう傾向があります。
また、『SAPIXに入れば大丈夫!』と盲信して、ズルズルとクラスが下がって成績が下がっていても、自分だけは大丈夫だと思って、具体的な改善策を取らないご家庭は非常に多いです。
このように、中学受験においては、事実認定を誤りそうになる場面が、毎日のように現れます。その際に毎回冷静な判断をしていかないと、大きく道を逸れてしまうことがあります。こうならないように、ぜひ客観視するようにしてくださいね。

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