【中学受験】『手厚い』『面倒見が良い』という言葉の定義、勘違いしていませんか?

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最近『手厚い』『面倒見が良い』学校が人気です。
ちょっと気になるのが、『手厚いの定義が人によって異なること』です。
また、その『手厚さがご自分の子供に合っているのか?』の判断を誤っていることが多いことです。
『手厚い』には大きく分けて2つの意味があると思います。
①塾のように勉強の管理を徹底的にしてくれる。大量の課題や小テスト、補習授業などて、生徒を徹底的に管理すること。
②発達障害の子や特性の強い子のケアを、積極的にやってくれること。特性の強さを意識したカリキュラムを組んで、その子たちのペースに合わせて授業を進めてくれること。
①は典型的な進学校ですね。御三家はこちらのタイプではありません。基本的に放任主義です。
②は最近少しずつ出てきた新しいタイプです。ホームページなどにまだ全面的に宣伝はしておらず、口コミで少しずつ広まっています。時代のニーズに合わせて、変化してきた学校だと思います。
御三家は②のタイプでもありませんが、特性の強い子が多いので、扱い方がとても上手な気がします。特にその中でも麻布に特性の強い子が集まりやすいので、麻布の先生は扱い方が上手だな、と思うことがよくあります(麻布に行った生徒談)。
最近、特性の強い子が入学後に困っている話を、よく耳にします。私のところでも多く耳にしますので、表面化していないだけでかなり増えていると思います。
どの私立中学に行っても、公立小学校と比べたらかなり課題は多いです。特性の強い子のご両親の中には、公立小学校で問題なく対応して生活できていたから、私立中学でも大丈夫だろうと安易に考えてしまっている方がいらっしゃいます。
また、おそろく部活動も始めますので、さらに忙しくなっていっぱいいっぱいになってきます。
さらに、成績の順位や評定が出ますと、精神的にも追い込まれます。早い時期から進級できない、高校に上がれないと言われてしまうと、本当にやる気を失っていく可能性があります。
一般的な私立中学校でもこのような感じなので、特性の強い子が『手厚い』の意味を間違えて進学校に入学してしまうと、大変なことになる場合があります。その点は注意していただいて、少しゆとりを持って入学した方がいいと思います。
また、特性を直すトレーニングをするのではなく、特性はなくならない前提で、やるべきことはやるということを通して、ストレス耐性を身につけるトレーニングはした方がいいと思います。トレーニングを積めば、かなり改善することもあると聞きます。私も授業の中でそれは感じます。中学に入ったら、今までのように全ての面倒を見てあげることはできなくなりますので、少しずつでもトレーニングをしてあげてくださいね。

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