”中学受験、いつからこんなに親が忙しくなった?”

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学び
おっしゃる通り、
いつからこんなにお母さんが忙しくなったのか?

一つの契機はSAPIXの台頭からだと思います。

四谷大塚が全盛期の頃は、
『これ以上は上がらないな』
『この偏差値以上の学校には行けないな』
ということを、
親も子供自身も誰かにはっきり指摘されなくても、
何となく肌で感じて身の丈に合ったところに
収まって行った気がします。

ある程度頑張って勉強していると、
その時の努力の限界点のようなものが見えてきて、
中学受験の時点ではここらが限界だなと考えて、
更なる成長は大学受験の時に先送りにしていたような気がします。

その時点のポテンシャルをベースに、
それ程無理のない範囲でみんな頑張っていました。

そんな中学受験界にSAPIXが台頭してきて、
頑張れば壁を越えられる!
誰でも努力次第で御三家に入れる!
というような風潮になってきました。

SAPIXの刷り込み型テキストの完成度が上がり、
ドリルのようにやり続けていれば、
いつか難関校に誰でも合格できる!
という夢と希望を与えてくれました。

特に、
御三家よりも少し下のレベルで
問題が比較的素直で簡単な学校、
海城、吉祥女子、浅野、芝などは、
偏差値が届いていなくてもワンチャンある!
という誤解を生んでしまいました。

本当に死ぬほど努力すれば可能なのかもしれませんが、
小学校3年間で努力だけでのし上がるのには、
やはり限界があると思います。

正常な努力の範囲では無理だと思います。

また、
努力することは本当に素晴らしいのですが、
努力は本人の意思でするものなので、
お母さんが努力させることではないと思います。

『私はあまり勉強して来なかったので、とても後悔しています。
子供にはそういう後悔をしてほしくないので、勉強して欲しいです。』
こういうお話をされるお母さんが、
子供にかなり無理な勉強をさせていることがあります。

お母さんの方が
何かに追い詰められているかのように、
とても必死になっていることが多いです。

『そこまで子供に無理をさせると、
子供が病んでしまいますよ。』
とお伝えしても、聞き流されてしまいます。

子供自身はまだ精神的に幼いことが多く、
お母さんと取っ組み合いのケンカをしていました。

実際に御三家レベルの学校に
スムーズに入っていく子の親は、
過去問のコピーなど
子供が自分でやると時間の無駄になることを
秘書のようにサポートしています。

ガッツリ勉強を教えている家は
ほとんどないです。

『これ以下の学校だったら、行く価値がない』
こういうお考えのご家庭も増えた気がします。

昔は同じようなレベルの学校には、
もう少しリスペクトがあったような気がするな、、、
偏差値がちょっと違うだけで殺伐とする現状は、
どうなんだろう、、、、
その子なりに頑張ってきたと事実が一番大切なのにな、、、

そんなことを思う今日この頃です。

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