前の記事では、
タロットを「当てるもの」ではなく、
自分の内側に触れるためのツールとして使う、という話をしました。
では実際に、
そうやって自己対話をすると、何が起きるのか。
ここでは、できるだけシンプルに書いていきます。
まず、多くの人がこんな状態を経験しています。
考えても答えが出ない
同じことを何度も考えてしまう
誰かに相談しても、しっくりこない
頭ではいろいろ考えているのに、
どこかで止まっている感じ。
そんなときに必要なのは、
「もっと考えること」ではなかったりします。
自己対話は、
外に答えを求めるのではなく、
自分の内側に意識を向ける方法です。
正解を探すのではなく、
「今、自分は何を感じているのか」
「本当はどうしたいと思っているのか」
そこに触れていく。
ここで大きいのが、
“ひとりでできる”ということです。
誰かに見られることもなく
評価されることもなく
途中でやめてもいい
時間にも場所にも縛られない
全部、自分のペースでいい。
これ、思っている以上に大事です。
人と話していると、
ちゃんと話さなきゃいけない
分かりやすく伝えなきゃいけない
そんな意識がどうしても入ります。
でも自己対話は違います。
言葉にならなくてもいいし、
まとまっていなくてもいいし、
意味が分からなくてもいい。
「なんとなくこう感じる」
それだけでも、そのまま扱えます。
そして、ここでタロットを使うと
言葉にできないものが、少しだけ輪郭を持ちます。
カードを見たときの印象や違和感
なんとなく引っかかるポイント
理由は分からないけど気になる部分
そういうものが、
内側にあるものを引き出す“入口”になります。
うまくやろうとすると、止まります。
ちゃんと理解しようとすると、重くなります。
だからここでは、逆です。
正しいか、正しくないかは関係ない
うまいかへたかもかんけいない
うまくやらなくていい
ちゃんとやらなくていい
むしろそのほうが、自然に出てきます。
もしかしたら、
「こんなので意味あるのかな」
と思う瞬間もあるかもしれません。
でも、その違和感も含めて受け止めていく。
何かをはっきり掴めなくても、
少しだけ見え方が変わることがあります。
それだけでも、十分に変化です。
自己対話は、
劇的に何かを変えるためのものではなくて、
少しずつ、自分との距離を近づけていく時間です。
そして、その時間こそが、
自分を大事に思う時間になっていきます。
だからこそ、「自由に」「マイペースに」
取り組めるのがいいのです。
では実際にやるとき、
「どのスプレッドを使えばいいのか?」
「どう選べばいいのか?」
次の記事では、
今の自分に合うスプレッドの選び方を、シンプルに書いていきます。