タロットは「当てるもの」じゃないという話
タロットって、
「当たる・当たらない」で見るものだと思っていませんか?
正しい意味を覚えて、
ちゃんと解釈できるようにならないといけない。
そんなふうに感じている人も多いと思います。
でも実際にやってみると、
意味を覚えてもピンとこなかったり
解釈を増やすほど、逆に分からなくなったり
結局「答え」を外に探してしまったり
そんな経験はないでしょうか。
私自身も、最初はそうでした。
でも、あるとき気づいたんです。
タロットって、
「答えをもらうためのもの」じゃないのかもしれない、と。
私が大切にしているのは、
「感じる」という使い方です。
カードの意味を当てはめるのではなくて、
・このカードを見て、何を感じるか
・どんな印象を受けるか
・どんな言葉が浮かぶか
そこに意識を向ける。
タロットは、答えそのものではなくて、
自分の内側にあるものを引き出す“きっかけ”として使います。
私は ito therapy というオリジナルセッションを考案し、
「私らしさ」を探求するワークやツールを創作しています。
ito therapyの
「ito」は、「意図」。
「魂の意図」です。
「私らしさ」というのは、私たちの「魂」そのもの。
魂の使命を実現していくために生まれた私たちが、
「私らしく」生きていくことで、
その使命を思い出していくことができる。
「私らしい」人生というのは、生きやすい。
なぜならば、生まれてきた意味そのものだから。
ito therapyの
「ito」は、もうひとつ意味があります。
それは、「糸」。
ito therapyのワークでは、
私たちの潜在意識にアプローチしていきます。
自分一人では見えない、意識の奥、
普段は簡単には触れることができないところに向かって、
細い糸をそっと垂らしていくようなイメージです。
頭で考えて出す答えではなくて、
まだ言葉になっていない感覚や
なんとなく気になっていることや
自分でも気づいていなかった気持ち
そういうものに、静かに触れていく。
そしてその糸を、ゆっくり引き上げる。
出てくるものは、
どこかから与えられた正解ではなくて、
もともと自分の中にあったものです。
だからこそ、ito therapyでは
正解・不正解はありません。
すくい上げた感情を、そのまま受け取っていきます。
今必要な心の一部を、直感で捉えていきます。
これは、タロットでも同じです。
タロットカードの「正しい解釈」は扱いません。
タロットカードを「こう読むべき」もありません。
テーマに対して、「これが答えです」もありません。
ito therapyのワークでタロットを扱う時、
リーディングをするセラピストの役割も、少し特殊です。
導いたり、解釈したり、正解を提示することはしません。
ただ、対話を支えるだけです。
もうひとつの視点として。
タロットリーディングは、インスピレーション、直感が重要です。
正しいのか、正しくないのかを判断する前に、
「今」心に感じたことを逃さずキャッチしていくことが
とても大切です。
直感は、一瞬にしてどこかへ消え去ってしまいます。
誰かが答えを提示したり、
それは間違っていると言われてしまう可能性は、
いっさい起こってはなりません。
大事なのは、
うまくやることではなくて、
正しくやることでもなくて、
自分の内側で起きていることに、気づいていくこと。
もしかしたら最初は、
「これで合ってるのかな」
「何も感じないかもしれない」
そんなふうに思うかもしれません。
でも、それでも大丈夫です。
ちゃんとできなくてもいいし、
深く分からなくてもいい。
ただ、少しだけ立ち止まって、
自分の中にあるものに触れてみる。
それだけで十分です。
自分の中にあるものに触れる時間は、
自分でつくることができます。
じゃあ実際に、
こういう自己対話をすると、何が起きるのか?
どんなふうに役に立つのか?
次の記事で、もう少し具体的に書いていきます。
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