子どもを巡って起きた夫婦喧嘩の行方

記事
コラム
※本記事は、
ご本人様よりブログ掲載の許可をいただいた上で、
個人が特定されないよう一部表現を調整し、
実際の事例としてご紹介しています。

あわせて、本記事内には
実際にお渡しした判決書の一部画像も掲載しています。

今回のご相談内容(概要)

ご相談者様は、
奥様・小学校高学年のお子さんと3人で暮らしています。

家庭内では、子どもの態度や要求がきっかけで、
親子・夫婦それぞれの間で口論になることがありました。

これまで、
ご相談者様と子どもが衝突した際には、
奥様が子どもにも大人にも配慮しながら仲裁に入り、
最終的には落ち着く流れができていました。

しかし今回、
子どもと奥様が直接ぶつかる場面が起こります。

子どもが奥様の呼びかけを無視し、不機嫌な態度を取ったことをきっかけに、
奥様も感情的に言い返してしまい、口論に発展しました。

ご相談者様はその場を収めるために間に入り、
結果として子どもの希望を受け入れる形で話を終わらせました。

すると奥様から、

「2人で私を悪者にしているように感じる」

「あなたは本気で仲裁する気があったの?」

という言葉が出ます。

その後、子どもが
「ママにも大きな声を出したことを謝ってほしい」
と訴えたことで、状況はさらに悪化しました。

ご相談者様としては、
「子どもがまだ納得できていないなら、大人が一歩引くことも必要ではないか」

奥様としては、
「子どもが不満を言えば、もう一方の親が助けに来る前例を作ってしまう」

と考えておられました。
どちらも、親として間違った考えではないですよね。

ただ、
「仲裁とは何か」
「夫婦はどの立場で子どもに向き合うのか」
この認識が、夫婦の間でズレていました。

裁判員の意見を総合すると、
子どもの成長段階として感情が不安定になりやすい時期だったこと

ご相談者様には、場を収めようとする意図が確かにあったこと

奥様も一度は謝罪し、親として歩み寄っていたこと

という点で、本件は誰か一人が悪いと判断できるものではないとの判断に至りました。

一方で、
結果として奥様だけが「厳しい役割」を担う形になり、
不公平感や孤立感を強めてしまった可能性を指摘するものもおりました。

問題の本質は、
謝罪の回数や誰が折れたかではありません。

事前に、
「こういう場面ではどう仲裁するか」
「どちらが注意役になるのか」
を夫婦で共有できていなかった点にありました。

本書をもとに、お互いの支店がクリアになってくださると嬉しいです😊

以下に、実際にお渡しした
判決書の一部画像を掲載しています。

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夫婦喧嘩、とくに子どもが絡む問題には、
一つの正解があるとは限りません。

だからこそ、
第三者の視点で整理することで、
見え方が少し変わることもあります。

あなたなら、どのような判決を付けますか?


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