何十回も同じ曲を聴いてしまうのは、脳のせい(あと、メンタル事情)です。

記事
コラム

こんにちは、"のえあり"です。

最近、体調が良くないのと、新しく勉強をしているので時間がとれず…
久しぶりになりました。
早速始めます。

突然のカミングアウトですが(笑)
私は、社交的なタイプではありません。
ちょっと人との距離をとってしまう「繊細さん」気質で、ひとりの時間を好みます。猫も好みます。
でも、ときどき孤独が心に押し寄せてきて、ひっそり潰れそうになることもあります。

そんなとき、行きつく先は、音楽でした。

どうしようもなくなった瞬間。
言葉にできない想いを、音楽がまるごと包み込んでくれるような感覚。
「この曲…まるで私の気持ちを見てた?」とか
何度、助けられたかわかりません。

最近は、同じライブ映像を何十回も繰り返し見てしまいます。
その歌い方、空気、温度、そして喪失感の表現が凄すぎて…
「この人、どんな人生を生きてきたんだろう」って、想像せずにいられない。

でも、実はこうした“音楽との向き合い方”には、ちゃんと心理学的な理由があるそうなんです。

音楽の“意外すぎる雑学と心理学”15連チャン!


① 悲しい曲なのに、なんで気持ちいい?【カタルシス効果】

「なんで悲しい曲でスッキリするんだろう」って不思議じゃないですか?
あれは、“カタルシス効果”といって、泣いたり共感したりすることで、心が浄化される現象
しかも脳内では、オキシトシン(愛情ホルモン)やドーパミン(快楽ホルモン)がじわ〜っと出てる。
つまり泣きながら気持ちよくなってるってことです。情緒どうなってんの。

② 同じ曲ばっかり聴いてるの、変ですか?【ミアビリス効果】

「いや、また同じ曲? 中毒?」と思われがちだけど、ちゃんと理由があるんです。
ミアビリス効果”とは「同じものに繰り返し触れると、どんどん好きになる」という現象。
知らない音より、知ってるメロディ。予測できる展開。これが脳にとって“安心”なんです。
ストレスMAXのときほど、私はいつもの曲に帰りたくなる。
もはや実家。メロディの実家。

③ テンポで心拍数が変わる!?【音楽と自律神経】

アップテンポな曲を聴くと、テンション上がるし身体も動きたくなる。
逆にバラードを聴くと、呼吸も心拍もスローになってリラックス。
これ、自律神経が音楽のテンポに合わせて調整されてるんです。
つまり、音楽は心のBGMであり、体のリモコンでもある!

④ 音楽で料理の味が変わる!?【音と味覚の関係】

信じられないかもだけど、これ本当。
同じチョコでも、高音のBGMだと「甘い」と感じやすく、低音だと「苦い」と感じる。
これは「クロスモーダル現象」と言って、五感が相互に影響を与え合う不思議な現象です。
音で、味が変わる。つまり、イヤホンは調味料。

⑤ 牛はクラシックでよく乳を出す【音楽と動物】

クラシック音楽を聴かせた牛は、ロックを聴かされた牛よりもミルクの量が増えた…という研究結果があります。
つまり、やさしい音楽は動物にもストレス軽減効果がある。
我々人間も、牛も、「静かでおだやかな音」が好き。
そう、みんな音楽に癒やされてる。

⑥ 無音も音楽ってどゆこと?【ジョン・ケージの挑戦】

4分33秒」という“完全に無音”の曲を作ったジョン・ケージという音楽家がいます。
でもその“無音”の間に聴こえてくる、会場の空調、誰かの咳、心臓の音…
そうした“環境音”すら音楽として聴かせる挑戦。
つまり、音楽とは「音」ではなく「意識」という話。

⑦ ライブ映像で何回も泣く理由【臨場感の魔力】

なぜかスタジオ音源じゃなく、ライブ映像で泣けてしまう…。
それ、臨場感が生の感情を引き出すからです。
失敗やブレ、息づかい、観客の歓声までが混ざって、
まるで自分がその場にいるような没入感を生む。
つまりライブは、“情緒の生もの”なんです。

⑧ 楽器が脳に効くって知ってた?【音楽は脳トレ】

楽器を弾くと、右脳も左脳もガンガン動きます。
ピアノなんて、両手別々に動かしながら譜面も読んで、もう脳フル稼働。
その結果、前頭前野(考える脳)がめっちゃ鍛えられる
つまり、音楽は“脳の筋トレ”でもある!

⑨ ハモリが気持ちいいのはなぜ?【快楽と調和】

誰かとハモった瞬間、ゾクゾクする感じ…あれは快楽物質が出てる証拠です。
脳は「協和音=気持ちいい」と認識してるんです。
だから、合唱やアカペラのハーモニーには、中毒性がある。
音のぴったり感=脳の快感スイッチ。

⑩ 曲で思い出がぶわっと蘇る現象【音楽と記憶】

昔聴いてた曲を聴いた瞬間、「あの時の空気」「好きだった人」「制服の匂い」が蘇る。
これは“エピソード記憶”といって、音と感情をセットで保存してるから。
音楽は、タイムマシン。「あの頃の私」が歌い出す。

⑪ 音楽療法って本当にあるの?【メンタルケアの新常識】

音楽を使った治療=音楽療法
たとえば、うつの人が音楽に合わせて体を動かすことで、少しずつ気持ちが前向きになる。
医療現場でも実際に使われていて、“処方箋のいらないクスリ”とも呼ばれてます。
やさしいメロディで、心もほどけていく。

⑫ 音楽で運動パフォーマンス爆上がり【BPMの効果】

スポーツ選手も、ジムの人たちも、音楽でテンション上げてますよね。
実際、BPM(テンポ)に合わせて動くことで、疲れにくくなる効果も。
つまり、音楽は“飲まないエナジードリンク”!

⑬ 鳥にも音楽の好みがある!?【インコのDJ】

インコにクラシックとロックを交互に流したら、クラシックのときは長く聴いて、ロックのときはすぐ逃げた。
これ、まじで実験結果。
つまり、鳥にも音楽の趣味があるかもしれない…
いや、インコに音楽の才能ある説、浮上。

⑭ 好きな音楽で性格がバレる!?【ビッグファイブ理論】

心理学の「ビッグファイブ理論」によると、音楽の好みと性格には関連があるそうです。

ロック → 内向的だけど情熱的

ポップ → 外向的で明るい

クラシック → 繊細で理知的

ヒップホップ → 自信家で表現好き

つまり、「何聴いてる?」って聞くのは、性格診断してるのと同じ。

⑮ 推しが一緒だと仲良くなれる【共感とつながり】

共通の音楽の趣味があると、友情も恋も長続きしやすい。
共感ポイントが多いって、それだけで安心材料。
「この曲わかる!」「歌詞やばいよね〜!」ってだけで、心の距離が一気にゼロになる。
推し共有=親密度の最短ルート。


ということで
音楽って、理由なんかなくても“そばにいてくれる”」
たしかに、心理学で分析もできる。
“脳が快感を覚えてるから”とか“予測できて安心してるから”とか。
それも、ほんとうに面白い

やっぱり私は、音楽を“心で聴いてる”んだと思います。

慰められたいから、再生ボタンを押す。
それでいい。

私は今日もまた、同じライブ映像をリピートしていることでしょう。

私のエンドレス再生してる動画です

好みは人それぞれですけど、私は「こやつ、センスがすごいな」とリピートしております。お時間があるならごらん下さい。

Mrs. GREEN APPLE – ア・プリオリ【LIVE from “Harmony”】
YouTube
Mrs. GREEN APPLE

ブログをご覧いただきありがとうございました。

生きるって大変です。みんな大変。
でもいつも気になるのは自分の人生です。
「これでいいのか?」「いったいなんなんだ?」疑問符だらけの人生に、音楽は何をもたらしてくれているのでしょうか?
私に言えることは、「私の人生は、音楽なしでは終わってた。」という事だけです。
人間って不器用過ぎるんですよね。すれ違いばかり。
だから代弁してくれるなにかを求めずにはいられない。
代弁してくれれば、気持ちが和らぐ。
小さい事かもしれないけど、大切な事だと思います。
あなたの笑顔が今日も1つ増えますように。
のえありは今日も不器用に生きております。
それでは次回に。




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す