初めまして、かっぱママです。
私は保育園、学童、児童養護施設、自宅にてベビーシッターなど今まで保育士として13年働いて来ました。
そして最近までは、保育士になろうと決めていた時からいつかは働いてみたいと思っていた児童養護施設でのお仕事の出会いがあり、児童養護施設で1年半ほど働きました。
児童養護施設という所は、今現在では、入所している子供達の多くが虐待を受けていた子供達です。
他にも様々な事情を抱えて入所する子供たちはいますが、虐待を受けて来た子が、かなりの人数を占めていました。
自分自身、虐待を受けて育ったので、自分のように辛い想いをしている子供たちの力に少しでもなれたら、と思っていました。
一人一人育ってきた環境が違うので、その子の気持ちをそのままわかってあげられるわけではないかもしれないけれど、ほんの少しでも辛い気持ちがわかってあげられるかもしれない。
そんな気持ちをずっと持っていました。
児童養護施設に入所している子供たちの中には、発達障害を持っている子も多く、プラス心に大きな傷を負っている子供達が多いので、日々の保育は本当に大変なものです。
発達障害なのか、虐待を受けたことによる症状なのかが、わからない場合も多くありました。
そのような子供達は、今まで保育園などで見て来た多くの子供達とはやはり違うな、という場面が沢山ありました。
接し方や、ケアの仕方も保育園で働いていた時とは、違っていたように思います。
児童養護施設の仕事は、本当にやりがいのある仕事だと感じました。
しかし、児童養護施設の職員の仕事はとてつもなく大変であることは確かでした。
昼夜を問わず仕事になる場合がありますし、ろくに睡眠時間も取れません。
子供達が感染症になった場合は病児の子供達を看病します。
集団生活の為、感染症は蔓延しますし、自分たちも感染症になることも、しょっちゅうです。
保育をしながら子供達や職員の食事も自分で作りますし、メニューも考えます。
仕事は常に、山のように溢れていました。
そして児童養護施設の子供達にとっては、職員が親がわりになりますので、かなりの責任と仕事量になります。
様々な苦しみを抱えている子供たちに、どう接するのが正しいのか、私はすごく悩みました。
暴力や暴言などもありました。でも、それも子供達の背景を考えれば当たり前なことだと感じます。
でも職員はみんな子供たちに対して、一生懸命でした。
私は自分自身が機能不全家族育ちで、毒親に虐待されて育ちましたが、児童養護施設に入りたいと何度も思った事があります。
そして、自分も保護されて児童養護施設に入ることができたなら、病気にもならなかったのかなぁと思ったりもしました。
施設育ちは大変なことが沢山あります。
でも、親からは愛されなかったとしても、沢山の職員から愛される環境で育つという事が、何よりも、子供達の成長や発達、今後の生きて行く力になるのだと感じました。
児童養護施設で働く職員の環境は、肉体的にも精神的にもとても辛い仕事は多いです。でも、児童養護施設の職員の重要性をとても感じました。
しかし、職員の離職率は高いです。
特に自分が家庭を持つと、長く仕事を続けることは難しいなと感じました。
私自身も子供が2人いるので、パート勤務ではなければ自分はとても働くことはできないと思います。
なかなか難しい課題だなと感じてしまいました。