休むのが苦手?自分のことになると鈍感になってしまう理由

記事
コラム
みなさんこんにちは、のっちです。

HSPの人の特徴として、自分の「疲れ」に対して鈍感であるというものがあります。

他人の表情や言動にはとても敏感であらゆる感情や思考を読み取ってしまうHSPですが、なぜ自分のことになると鈍感になってしまうのでしょうか?

今回は、そんなHSPが自分のことになると鈍感になってしまう理由と解決策をお話しします。

疲れている自分に鈍感

本当は疲れている、もうしんどい、この場から逃げ出したいと思っている。そんな限界に近い状態であるにも関わらず、休みを取ることよりも、

何でもっと頑張れないんでだろう
このくらいで休むなんて自分はダメ人間なんだ
他の人はもっと頑張ってる
自分って弱いよな〜
なんて思考になってしまいます。結果的に自分が休みを取るということを後回しにしてしまいます。

環境や状況で休めない場合も?

自分を責めてしまうこと以外にも、周囲の環境や状況によって休めない場合もあります。

例えば、突然違う仕事を振られてしまい自由がきかない、育児をしていて自分より子供優先になってしまう、家族の中でこれをできるのは自分しかいないからやるしかないなどなど。
他者を優先した結果、「自分の休息」を後回しにしてしまっているのです。

で、結果的に自分のことを休ませてあげなかったツケが回ってきて、突然メンタル的にきてしまって仕事を辞めたり、体調を崩してしまったり、誰とも会いたくなくて人間関係をバッサリ切ってしまったりという行動に移す可能性があります。
他者への共感性の高いHSPですが、溜め込んだ疲労が爆発することで、一時的に共感性がなくなり「もうどうでもいいや」という状態になってしまうんです。

僕はそういうことがよくあります。
それなりにコミュニケーション能力はあるのでその場では仲良くなるのですが、どんどん断捨離したくなっていって結局残っているのは数人です。
余談ですが、学生時代の友人や、以前の職場の人と関わることはほぼ皆無で、今残っている数少ない友人は大切にしたいと思ってます。(突然の決意表明

どうしたら休めるの?

ではどうしたら適度に休むことができるのでしょうか?

マインドを変える

まず、HSPの人が休めずに無理をしてしまう理由に、「休むことは悪いこと」ということが潜在意識の中にあることが原因となっています。

つまり「休めないと感じているから休めない」んです。

休みを予定に入れる

次に休みを予定に組み込むということです。

先ほどの「休めないと感じているから休めないんだ!」といっても、そういう風に感じてしまうんだから仕方ないじゃん!と思うかもしれませんし、根本の解決にはなりません。

ちなみに休めない自分がダメということではなくて、その方法を知らないだけなので責める必要もありません。

休めないと感じているから休めないんだ!というマインドを手に入れたとしてもそのやり方がわからないとどうしていいかわからないですよね?

理想はその都度自分の疲労感やストレスを敏感に感じ取って、その都度休むのがベストなんですが、最初は難しいと思います。
なので、休憩を自分のスケジュールに組み込むようにするというテクニックをおすすめします。

例えば、9時から出勤して12時にお昼休憩に入る場合、1時間に一回はトイレに行くようにするとか、作業初めて40分経ったら一回外の空気を吸うというように決めておくんです。
で、ポイントはその時疲れていても疲れていなくても必ず休憩を取るということです。

すると感覚的に「あ、自分は1時間に1回休憩しないとしんどくなるな」とか「40分に1回休憩してたけど、1時間半に1回ちょっと長めに休憩入れる方が合ってるかも」と自分にどのくらい休憩が必要なのかわかります。

さらに継続し分析して行くと、トイレに行く、外の空気を吸う、音楽を聴く、甘いもの食べるなど、休憩時間にやると自分にとって一番リフレッシュできることもわかるようになってきます。

疲れ方も人それぞれ違う

以前のブログ内でHSPの人は痛みを強く感じやすいということをお話ししました。

ですが、疲労の感じ方も人によって個人差があります。

会社や学校だと休憩時間が決められていることが多いです。
ですが人によって集中力が続く時間や、疲労の感じる度合いも大きく変わります。

なので、一番大切なのは「自分に合った休憩の取り方を知る」ということにあります。

どのくらい仕事したら疲れるのか、どのくらい集中力が続くのか、どのタイミングで休憩を取ればストレスを最小限にすることができるのか、1週間でもいいので自分の生活の中で、「疲労と休憩」に注目して分析してみてください。

休むのが苦手な繊細さんだからこそ、休憩の時間を自分で決めておくことで、意識して休むことができるのではないでしょうか?


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す