共感性羞恥について徹底解説

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みなさんこんにちは、のっちです。

みなさんは共感性羞恥という言葉を知っていますか?

何年か前にテレビで紹介されて世間でも認知された言葉なんですけど、実はHSPと深い関わりのある言葉なんです。

ということで、今回は「共感性羞恥」について解説したいと思います。

共感性羞恥とは?

共感性羞恥とは、他人が恥ずかしい思いをしていると、自分も恥ずかしくなってしまう感覚のことをいいます。

また、羞恥というと「恥ずかしい」という印象を持ちますが、非難されていたり、笑われたり、怒られていたりしていても、他人が感じているだろう感覚や感情を同じくらい感じてしまいます。

HSPには関係大!

共感性羞恥が起こる原因としては、「共感性の高さ」「感受性の豊かさ」にあります。
そしてこの2つは、HSPの人に強く現れる特徴だと言えます。

なので、HSPの人には

・同僚が怒られていると自分をいたたまれなくなる
・プレゼンでうまく喋れない人がいると自分も緊張してくる
・酔っ払いの集団や警察に声をかけれている人をみてられない
・ボクシングやK-1、相撲などの痛みを伴うスポーツが苦手
・ドッキリ番組が苦手
・恋愛シミュレーション番組なんかも苦手
というようなことがあるのではないでしょうか?

実際の生活の中ではブラック企業やあまりにも仕事のできない人が職場にいない限りそこまで感じることはないと思うんですが、一番は非日常を作り出すテレビ番組ですよね〜

僕は、警察24時みたいな番組も苦手だし、モニタリングとか恋愛観察系のテ○スハウスとかバチェ○ーとかも予告だけでも鳥肌が立ちます。

共感性羞恥への対策

正直これに対する対策はないですね。

そういうテレビ番組をみないようにするとか、できるだけ目をそらして生きていくしかないと思います。
「気にしないようにする」っていう方法です。
完全に「気にしない」というのはHSPの人には難しいので、「気にしないようにする」ってだけでもいいと思います。

あとは、共感性羞恥を感じてモヤモヤを引きずってしまうようなら、「これは自分が怒られてるわけじゃないんだ」と客観的に認識するか、別のことを考えて気をそらすのもいいかもしれません。

僕は会社で怒られている人がいたら、トイレに行ってその環境から離れるか、休日なにしようみたいに別のことを考えるようにしていました。

共感性羞恥は悪いことばかりじゃない

共感性羞恥の「羞恥」という言葉のイメージに引っ張られてすごい嫌な特性に感じるかもしれません。

しかし、共感性羞恥を持っているHSPだからこそ、友達の相談に親身になって聞くこともできますし、主人公に感情移入できて映画で泣けたり世界観に入り込むことができるわけです。

なので、自分にとってマイナスなことからは目を背けて、プラスなことにこの特性を活かすことができれば、人生を味わうことができるのではないでしょうか?

「目を背ける」というと、よくないイメージがあると思いますが、HSPという気質に向き合った上で、手段としての目を背けるであれば何の問題もないですし、どんどんマイナスなことを遠ざけていけばいいと思います。

共感性羞恥を活かして、プラスな感情をたくさん感じていけるようにしていきましょう。
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