【心理療法の解説②】マインドフルネス・カウンセリングー毎日に余白を。初心者でもできるやり方とその効果

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今回はマインドフルネスというカウンセリングについて説明します。少し長い説明になりますが、お読みいただければ幸いです。

1 マインドフルネスとは?

マインドフルネス心理療法は、今、この瞬間の自分の心や体の状態に意識を向けることで、心を整えていくカウンセリングです。
人は悩んでいるとき、多くの場合、心が「過去」や「未来」にとらわれています。
「なんであんなことを言ってしまったんだろう…【過去】」
「もし失敗したらどうしよう…【未来】」
そんなふうに、ぐるぐると考えすぎてしまい、つらくなってしまうのです。
マインドフルネス・カウンセリングでは、そうした状態からいったん離れ、「いま、ここ」に意識を戻す練習をします。
その結果、感情に振り回されず、自分の心を落ち着かせることができるようになっていきます。

2 「マインドフルネス」とはどういう意味?

「マインドフルネス」は、日本語にすると気づきの心今に意識を向けることという意味です。

・評価や判断をせずに
・良い/悪いを決めずに
・そのままの気持ちや感覚を感じること

これがマインドフルネスの基本です。
例えば、悲しい気持ちが出てきたとき、「こんな自分はダメだ」と思ってしまうことってありますよね? でもマインドフルネスでは、その気持ちを「ただあるもの」として受け止める練習をします。

3 実際に行うこと

マインドフルネス・カウンセリングの中では、次のようなワークを行います。

1. 呼吸に集中する
・静かに目を閉じて、今の呼吸のリズムに意識を向けます
・吸う息、吐く息の長さや、体の感覚を感じます
・もし考えごとが浮かんでも、それに気づいて、また呼吸に意識を戻します
2. 体の感覚に気づく
・足の先から頭のてっぺんまで、順番に体の部分に注意を向けます
・痛みや疲れ、あたたかさなど、感じるままに受け止めます
3. 感情を見つめる
・「今、私はどんな気持ちを感じているかな?」と静かに自分に問いかけます
・楽しい、つらい、不安など、どんな気持ちでも「あるがまま」に受け入れます

これらのワークは、1回たった5〜10分程度から始められます。
毎日少しずつ続けることで、自分の感情に気づきやすくなり、心が安定していく効果が期待できます。

4 効果

マインドフルネス・カウンセリングは、うつや不安、ストレスなどの軽減に役立つことが科学的にも確認されています。
その理由は以下の通りです。

1)自分の気持ちを冷静に見つめられるようになる
2)ネガティブな思考に巻き込まれにくくなる
3)自分を責めすぎないようになる
4)心と体のつながりを感じ、リラックスできる

などの効果があるからです。
実際に、病院や学校、企業の中でも取り入れられていて、アスリートや有名人もストレス管理のために使っていることがあります。

5 どんな人にオススメ?

マインドフルネス・カウンセリングは、こんな人に特におすすめです。

・ 悩みごとが頭から離れない人
・ 緊張しやすい、イライラしやすいと感じる人
・ 自分の気持ちがよくわからない人
・ 集中力を高めたい人
・ 自分にもっとやさしくなりたいと思っている人

6 まとめ

§ マインドフルネス・カウンセリングは、「今ここ」に意識を向けることで心を整える方法
§ 呼吸や体の感覚、感情にやさしく注意を向ける練習をする
§ 毎日少しずつ続けることで、ストレスに強くなったり、自分を責めにくくなったりする
§ 誰でも、自分のペースで始められる、やさしいカウンセリング

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