倉庫や物流現場のシフト作成は、単に「誰が何時に出るか」を決めるだけではありません。
曜日や時間帯ごとの必要人数。
ピッキング、検品、梱包、出荷、フォークリフトなどの作業区分。
同じ人に重い作業が偏っていないか。
ロケ変やローテーションに対応できるか。
当日休みや、怪我でできない作業がないか。
前回の配置、前日、先週同曜日の配置とのバランス。
ちゃんと考えようとすると、考えることがどんどん増えていきます。
作る側からすると「これくらいなら大丈夫」と思う配置でも、現場で受け取る側の感じ方は違います。
たった15分の配置違いでも、不満につながることがあります。
「あの人ばかり楽な作業になっている」
「また同じ配置になっている」
「こっちの作業が重すぎる」
こうした声は、作った人を責めたいわけではありません。
ただ、作る側の苦労は見えにくく、受け取る側には自分の配置だけが見えやすい。
ここにギャップがあります。
さらに問題なのが、属人化です。
配置、ローテーション、人員調整を、いつも同じ担当者が頭の中で考えている現場は少なくありません。
その人が休んだり、辞めたりすると、急に誰も同じように組めなくなります。
だから、仕組みにする価値があると考えました。
完全自動で確定シフトを出すのではありません。
必要人数や作業区分、前回配置などをもとに、まず「たたき台」を出す形です。
そのうえで、現場の事情を知っている担当者が確認し、必要なところだけ調整します。
この半自動の形の方が、現場には合いやすいと感じています。
すべてを機械的に決めるのではなく、担当者の判断を残せるからです。
実際に、新人の方が40分以上かかっていた配置作業が、Excelツールを使うことで確認込み約5分になりました。
時間が短くなっただけではありません。
前回の配置を見ながら考えられるようになり、「誰かの記憶」に頼る部分も減りました。
VBAやマクロは、あくまで裏側の手段です。
大事なのは、毎月ゼロから悩む状態を減らし、確認と調整に集中できる状態にすることです。
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