うつ病で苦しんでいる方へのメッセージ・・・

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コラム
今日は、自分を「客観的」に観ることが大切な事である「意」を伝える『禅語』のひとつを紹介います。
「客観的に自分を見る」のは大変です。でも訓練次第で出来る様になります。そんな「意」が皆さんに伝わればよいなと思います。
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『惺惺着』(せいせいじゃく)

全ての人々には、心の奥深くに住む「もう一人の自分」がいます。その自分に対して問いかける『目を覚ましていますか(惺惺着)』という声。
変化や刺激のない生活を送るうちに、つい眠ってしまいそうになる「自分の本心を励ます」言葉です。
人はつい、楽な道を行こうとしてしまうものです。それを正す本心が眠っていたら、どんどん怠け癖がついてしまいます。
日々の生活でも「自分に問いかける」ことを忘れずに、しっかりと目を覚まし、本心を偽らないようにしましょう。
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この話は十数年前、まだ私が心理カウンセラーとなる前の出来事です。そして、この経験から現在の道を進もうと決心した出来事でもあります。

生活保護施設に私と同年代の『うつ病』患者がいました。仮にこの方を「Yさん(男性)」と呼びます。
Yさんは、生活保護施設に入所していました。そんな環境の中『うつ病』を治すため一生懸命努力をしていました。しかし、病状がなかなか改善の方向に向かわず、またドクターとの相性に恵まれなった為、悩み苦しむ日々を過ごしていました。
月日が経ち、Yさんはとうとう『本心(本当の心)』が眠ってしまいました。病気に立ち向かう勇気と希望、そして努力をすることを諦めてしまったのです。
Yさんを不愍と思い多くの言葉や勇気を付けて貰おうと、気にかけていました。しかし、その思いはYさんには届かず、Yさんは深い心の闇をさまよい続けています・・・
Yさんは『うつ病』を治すことを諦めてしまい、「まるで生気を失った、怠け者の様な」生活態度・行動を続けていました。さらにYさんは、「薬」だけに頼り、自分自身の力で「心の治療」の努力をしなくなってしまいます。Yさんの『本心』は、「うつ病を治し、一日でも早く社会復帰を目指す」だったはずなのですが。
そんなYさんは、現在も変わることはありません。
「どうせ俺なんかダメで誰も認めてくれないんだ。うつ病だっていうのに、誰ひとり同情も助けの手も差し出してくれない。」「誰も、俺の事なんか分かってくれない。こんなに辛いのに、副作用で身体が思うように動かず不便なのに、無視されているなんで、みんな非情だ」と、思っているのでしょう。
私は、Yさんに時々、『禅語』を説明していました。「お願いだから気がついて!」と、私は「心の中」で叫んでいるのですが、Yさんには伝わらない様でした。
Yさんは「自分の本心が完全に眠ってしまったまま」です。
同世代で「何かの縁」があって知り合う事となったYさんに立ち直ってほしいと、心の底から願っているのですが、私の「声」はYさんに届きません。

みなさんも「ある日、突然」その様になるかもしれません。
私の『禅語』を引用したブログの言霊で、Yさんの様な状況から立直って欲しい。だから、こうして定期的に『禅語』を使って自分なりに解り易く解説・説明をしているつもりです。

改めて、皆さんにお願いがあります。
一人で抱え込むのではなく、みんなで助け合い『うつ病』を治す努力を惜しまないという事を。「自分の本心を眠らせぬよう自らを励まし」時には「みんなの力を借りて」、私と『縁』を持つ、すべての方々が『うつ病』を克服出来ると信じましょう。そして、『うつ病』を克服した暁には、みんなで集まり『祝杯』をあげましょう。

そんな日が、必ず来ると私は信じています・・・
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