1.事業計画書の違い
事業計画書といっても、目的によって内容は大きく異なります。
・融資を受けたい
・投資・支援を受けたい
・補助金に採択されたい
融資を受けたい計画書では、経営者の熱意・経験、事業の実現性、返済の実現性などが審査されます。
投資・支援を受けたい計画書は、見るポイントが人によって異なります。そのため、10ページの企画書のようなものから、何十ページにも及ぶ細かい実施計画まで様々です。
2.補助金計画書の審査基準は?
補助金の審査基準は、通常、公募要領に書かれています。以下のようなことが審査されています。
・会社の現状と課題が適切に整理されているか
・取り組み内容は課題の克服につながるか
・取り組みに強みなどが活かされているか
・体制・資金面など、問題なく実行できるか
・補助金の目的に沿った効果が期待できるか
これらの内容は、「現状→取組→理想像」という流れを意識し、全体をストーリーとして、丁寧につないでいくことが重要です。
3.補助金別の目的
補助金ごとに、制度の目的は異なります。代表的なものを整理すると、次のようになります。
小規模事業者持続化補助金
→販路開拓
ものづくり補助金
→生産性向上×賃上げ
中小企業省力化投資補助金
→省力化による付加価値向上×賃上げ
中小企業新事業進出補助金
→新事業による付加価値向上×賃上げ
このように、国の補助金については、小規模事業者持続化補助金を除き、「賃上げ」も重要な目的となっています。そのため計画書では、「賃上げの実現性」についても、しっかり説明する必要があります。
4.計画書を作る上での注意点
補助金の計画書は、人間が読んで審査しています。
熟読してもらえるわけではありません。そのため、読みやすさ・伝わりやすさを意識して作成することが重要です。
・小さすぎない・大きすぎない文字で作る
・文は短めに、分かりやすく書く
・箇条書き・画像・表・グラフなどを上手に使う
・字数稼ぎをしない
その上で、「現状→取組→理想像」の流れ意識して作成すると、審査側にもやりたいことがきちんと伝わります。
さいごに
補助金の計画書作成は、採択された計画書を見たことがなければ、作っていくのは本当に大変だろうと思います。計画書のご用意は、ぜひ私たちにご相談くださいませ。