こんにちは、練馬コンサルティングオフィスです。今回のテーマは、『代理申請をお願いできませんか?』です。さぁ、内容に入っていきましょう。
1.代理申請は、公募要領違反
『事業再構築補助金』の公募要領には、以下のように記載があります。
入力情報については、必ず、申請者自身がその内容を理解し、確認の上、申請者自身が申請してくださいい(なお、本補助金の電子申請システムでは代理申請を行うための委任関係を管理する機能は提供しておりません。)。
同一パソコンから大量に申請がある場合などは、個別に事情を伺う場合があります。正当な事由なく、申請者自身による申請と認められない場合には、当該申請は不採択となります。
このように、『事業再構築補助金』においては、『代理申請』は、『公募要領違反』として扱われることになります。
2.とはいっても、本当に不採択になる?
行政のこういったルールは、ルールだけあって、実効性が無い場合も少なくありません。そのため、「公募要領違反になるとはいっても、本当に不採択になるの?」と思われる方も少なくないでしょう。
でも、実際に、なります。2023年12月15日に、補助金事務局が公開した記事に、以下の内容があります。
第11回公募の申請案件についてアクセス解析を行った結果、複数の案件が同一端末を用いて申請されている可能性があることが判明しました。
該当する事業者様には個別にメールを差し上げご事情を伺いますので、どのような状況で申請を行ったのか、メールへのご返信を以て確認させていただきます。採否につきましてはご返信の内容を踏まえ、公募要領に記載があるとおり外部有識者からなる審査委員会が評価し決定いたします。
このように、アクセス解析による調査も行われています。本当に不採択になると考えなければなりません。
3.その他の補助金は?
『中小企業省力化投資補助金』や『ものづくり補助金』の公募要領は、どうなっているでしょうか。これも、公募要領に以下の記載があります。
申請者自身による申請と認められない場合には、当該申請は不採択となります。(中小企業省力化投資補助金 2025年1月版・ものづくり補助金 2024年3月版)
このように、『事業再構築補助金』と同じような扱いですから、アクセス解析によるチェックがなされると考えておいた方が良いでしょう。
さいごに
補助金の申請は、計画申請より、採択後の交付申請や実績報告の方が遥かに大変です。ですから、補助金の仕組みをきちんと理解しないまま、計画申請・採択されても、補助金は有効に活用できません。
補助金の代理申請を禁止する措置は、申請事業者が、申請支援事業者の食い物にならないためにも、大切な措置なのです。頑張って、自社で申請するようにしてください。
それではまた!