【無料公開】【ワンランクアップ対策②】模試でグングン伸ばす

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模試は力試しの場所じゃない

模試って、5,000円ぐらいですかね?税込みだと。
高い。高すぎる。採点の添削は大したこと書いてないし
解答の解説は模試によりけりかな。

「模試の偏差値が上がる方法を教えてください」

と画面越しでもちろん、文字ベースだけど、本気で言われることがあります。
うーむ、その方法は本番の試験で活かすことができるかな?
そんなふうにいつも考えてしまいますが、模試に限らず本番試験でのテクニックはいくつかあります。まだ整理できていないので、改めてレポートします。

で、模試の成績が上がる方法とは。。。。模試が終わってからにあります。
模試って、朝から昼過ぎまでで、お弁当いらない系ですよね。
場合によっては昼マタギなんて模試もありますが。。。

一番いい模試って模試終わりで先生が解説授業をしてくれるってやつですね。
どこもあるのかな?模試って解きっぱなしじゃないですか?万一塾で解説授業してくれたとしても全問はやらないでしょうねぇ。

これを3回ぐらいの講座にわけてきちんと、やれば塾も生徒が集まると思うのですが。。。

模試は、学びの関所・チェックポイントである。

模試って、実力をはかる場所と思ってません?
いまどこぐらいにいて、合格圏内なのかなぁとか、一喜一憂するというか。
それはそれとして受験アトラクションのようなものなのでいいのですが
そんなこと考えていても、成績が伸びません。

模試って、すごく集中力使いませんか?普段の問題集よりも何倍も。
あたま痛くなるくらいに考えて、考えて、焦りながらアドレナリン出ながら
もう必死のパッチ!だから、終わった後ヘトヘトなのです。

そりゃぁもう運動会の後のようです。脳みその運動会ですね。

で、模試は脳を徹底的に使いまくる場なのですが、それは学んだことを
チェックする場とも言えます。つまり学びの関所・チェックポイントなのです。となると、チェックポイントで「できた」「できなかった」「わかった」「わからなかった」で仕訳をすればいいというものでもありませんよね。

「できなかった」「わからなかった」を「できた」「わかった」に変化させないといけませんよね。

模試、終わってやりっぱなし、気づいたら次の模試

「模試の成績が伸びなくて」
「模試の偏差値が下降気味で」
おそらく共通するのは、模試から模試へと、次から次へと受けているタイプ。

トンビの子は模試が終わったら、解きなおし、それでもできなかったら週末に解きなおし。解説読みまくって理解しまくり。1ヶ月後にはも一度同じ模試やってるくらい、深く深く。

なぜ?いやいや、あれだけ頭の運動会したんだから、ちゃんとそれも筋トレみたいに脳の筋肉にしておかないと。

年間6回模試受けたとして、4時間頭使うとすると、年間24時間。
1日勉強できる時間の平均は3時間としたら、8日分に相当。約1週間強をただ脳を酷使して終わってるだけじぁもったいなさすぎる。

「いやいや、だって次の模試があるから」
それって、何のための模試?合格に向かうための模試じゃないの?
模試のための模試。塾内のポジションのための模試。自己満足するための模試。どこに合格への道がつながってると言えるのだろうか。

模試にふりまわされないようにするためには

簡単です。
カレンダーとペンを用意してください。
1ヶ月単位でやること決めて、あとは配分していくだけです。
そもそも12ヶ月分(基本的に2月起点で)のスケジュールはざっくり立てて
直近3ヶ月単位で補正していきながら、1ヶ月単位で細かく落とし込む。
で毎週毎週スケジュールを調整する。

仕事ならやっていることが、家のことになるとできない。
大きいカレンダーに書きましょう。勉強の予定を埋めていって、どんどん。
短縮授業、塾のある日、模試の日も。
模試の復習と解きなおしの日も。
すると、時間ってあるもんだなぁとわかります。
模試を復習・解きなおしできていないことが、言い訳だったなとわかる瞬間です。

模試を解きなおしたトンビの子は

模試を解きなおしたトンビの子はその後グングンと成績を伸ばしていきました。彼にとっての成功事例なのでしょう。中学生になった今でも、解きなおしを徹底して行っています。

解きなおしで、答えを覚えてしまうのではとよく言われます。
答えを覚えて、解法も覚えて、問題も覚えてしまえば
それでいいのです。

結局、算数は解き方のパターンを覚える勉強です。数学になっても、同じだと思います。パターンの演習で、複合的な問題や未知となる問題にまで対応できるようになるのです。

模試を解きなおさないって、それだけでもったいなくないですか?模試はかなりシビアに、問題作りされていますしそれ自体最高の問題集です。
場合によっては、その年の入試に出るかもしれません。
模試の類題として出た話も当時きいたことがあります。

だからこそ、模試は徹底的に解きなおすのです。


模試を解きなおすサイクルとおすすめの方法

模試をどれくらいの間隔(サイクル)で解きなおすのか、またおすすめの方法について紹介します。

1)模試を受けた日:解けなかった悔しい問題を解きなおす
【頭の中にとても強く残っているから。残っているうちに、解きなおすといい】

2)翌日~1週間後:解けなかった問題全般を解きなおす
【ここで理解を深める、どうしてもわからないものは後回し】

3)2週間後:難問だけ解説を読み、解きなおす
【理解不能な問題もたまにあります。その場合は親か塾に頼る】

4)4週間後:模試と同じ形式で再度、家模試を行う
【家模試とは、模試と同じ環境を作り出し、模試さながらの雰囲気で同じ時間をかけて問題を解く。その際、時間が余っても終わらない。脳みそを模試モードにしてどれくらい疲れるかも確認する】

5)8週間後:模試と同じ形式で再度、家模試を行う
【4)とやり方は同じです。】

あれこれ問題を解くよりも、模試は最高の問題

成績が上がらなくなると、原因を問題集や塾に見出しがちです。
ふと立ち止まりましょう。
自分の勉強法が正しいかを確認するのです。
勉強は質×量 だと思います。どちらもマイナスになってはいけないし、量をたくさんやっても質が0.5なら、かけた時間のわりに得られるものが少なくなります。

大切なことは量は時間が限られているから、上限が決まっています。質は、ある程度高いレベルまで引き上げることができます。上限がないとも言えますが。なので、いい質の問題に巡り合わなければなりません。

これが受検の大切なポイントです。
「いい問題に巡り合えるか?」の問いには、ぼくはいつも「はい」と答えてきました。模擬試験があるじゃないですか?模擬試験こそ最高に質が高い問題なのです。


ぜひ、模擬試験を解きまくる「家模試」に取り組んでください。

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