はじめまして、旅猫のワタナベです。
私たち旅猫は、OTA(じゃらん・楽天など)運用の代行や、
宿泊施設さまの集客支援を行っています。
近年、宿の料金設計は「なんとなく周辺相場に合わせる」だけでは難しくなってきました。
JNTOによると、2026年2月の訪日外客数は346万6,700人で、2月として過去最高を更新しています。
加えて、楽天トラベルではAIが条件をくみ取って宿を比較提案する「AIホテル探索」も始まっており、宿はこれまで以上に“比較される前提”で料金と見せ方を整える必要があります。
1.まず見るべきは「感覚」ではなく予約の動きです
料金調整で最初に見るべきなのは、周辺の雰囲気ではなく、
自館の予約の入り方です。
何日前から予約が動くのか、平日と休前日で差があるのか、連休前後で伸びるのか。こうした傾向を見ずに価格を動かすと、安売りしすぎたり、逆に取りこぼしたりしやすくなります。
じゃらん・楽天などの管理画面、自社予約、前年同月の動きを見ながら、
「いつ・どのプランが・どの価格帯で動いたか」を把握することが基本です。
2.料金は一律で動かさず、プランごとに役割を分ける
料金設計で大切なのは、全プランを一気に上下させないことです。
たとえば、基本となるスタンダードプランは軸として置きつつ、早割で早期需要を取りにいく、直前割で空室消化を狙う、連泊プランで滞在単価を上げるなど、役割を分けて設計するほうが売上を作りやすくなります。
国内OTAでは、価格そのものだけでなく「どういう条件で見せるか」も重要です。安くする前に、プラン設計で需要に合っているかを見直すことが大切です。
3.需要予測は“特別な分析”ではなく、日々のカレンダー管理から始まる
需要予測というと難しく聞こえますが、実際は基本の積み重ねです。
地域イベント、連休、学校休暇、天候、周辺施設の動きなど、予約が伸びそうな日を先に把握しておくだけでも、料金設計は変わります。
観光庁の宿泊旅行統計調査でも、宿泊実態を継続的に把握する仕組みが整えられており、稼働や需要を見ながら判断する考え方はますます重要です。
さらにExpedia Groupも、宿泊パートナー向けに需要予測データを提供する流れを打ち出しており、価格調整は「勘」より「根拠」の時代に入っています。
OTA時代の料金設計で見直したいのは、
①予約の動きを把握すること
②プランごとの役割を分けること
③カレンダーを先読みして需要を考えること
の3つです。
価格調整は、値上げ・値下げそのものよりも、
「いつ、何を、どの条件で売るか」を整えることが基本です。
まずは勘ではなく、自館の予約データを見るところから始めてみてはいかがでしょうか。
旅猫スタッフ一同、皆様のご成功を心より応援しております。
興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください!
旅猫ワタナベ(=^x^=)
(参考資料:観光庁公開資料/JNTO統計/楽天グループ公式発表/Expedia Group公式発表 等)