バイトから正社員の道(採用そして辞退)

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先日面接を受けた日用品商社からなんと採用の連絡をいただきました。
大変大変うれしかったし、ありがたかったです。
社長が人格者で、自分のようなバイト経験しかない34歳でも見込んでくださったのだと思います。

ただここで自分に「欲」が芽生えました。
もっとほかの選択肢はないのだろうか。
もっとほかの可能性はないのだろうか。
1社が採用をくださったということは、ほかでも通用するのではないか。
相変わらず書類は落ちていましたが、そんな期待を抱くようになりました。
もっと給与条件のいいところで働きたい。
そういう思いも正直なところありました。

活動前は途方にくれていたのに、行動した結果いろいろ贅沢になっていました。
社長には本当に申し訳ないというか、感謝しかないのですがお断りしました。
社長は電話ごしでおそらく微笑みながら、
「そうですか。ゴドーは来なかったってことですね」
と言いました。
演劇をご存知な方ならわかると思いますが、名作戯曲からの引用です。
なんて教養のある社長でしょうか。
今もお元気かな。

自分のこういう思いは贅沢でしょうか。
でもこれから働くことは決して楽なことではないので、
選択においても精一杯やるだけやった方がいいですよね。

それからもせっせと企業に書類を送りました。
1社採用されたから書類が通りやすくなるわけではありません。
バイト経験がある教育系企業ですら書類で落とされるので焦りました。
かたや芸能系の企業からは面接を経て採用となりましたが、
演劇とは決別したこと、給与が安いことで丁重に辞退しました。

活動を通じて自分の中で変わっていった思いは、
ただ入社さえできればいいんのではなく、
その企業にしっかり勤めて、そして稼ぎたいということでした。
そんな時ある募集広告を見つけました。
それは「学歴、職歴不問」を大きく打ち出しているコンサル企業でした。


続きはまた書かせていただきます。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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