「嫌いになれたらどんなにラクか…」苦しいのに離れられないあなたへ届ける心の処方箋

「嫌いになれたらどんなにラクか…」苦しいのに離れられないあなたへ届ける心の処方箋

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コラム
恋愛や夫婦関係、人間関係で悩んでいる方と向き合う中で、相手のモラハラ気質やデートDVに傷つきながらも「離れられない」と自分を責めてしまっている声を本当にたくさん聴いてきました。

本当はとても傷ついているのに、心も体もすり減っているのに、どうして引き止められるようにその場にとどまってしまうのだろうと、一人で悩んでいませんか。

まず知ってほしいのは、あなたが離れられないのは、決してあなたが弱いからでも、意志が足りないからでもないということです。

モラハラやデートDVといった関係性の中では、相手の不機嫌や優しさが波のように交互に押し寄せてくることがよくあります。

ひどいことを言われたり冷たくされたりした後に、急に優しくなったり「あなたがいないとダメなんだ」とすがられたりすると、心は大きな混乱を起こしてしまうのです。

「本当は優しい人なんだ」「私がもっと頑張れば変わってくれるかもしれない」と、わずかな希望にすがってしまうのは、人間としてとても自然な感情のメカニズムなんです。

相手の機嫌を損ねないようにと常に緊張し、相手の価値観を自分の基準にして過ごすうちに、自分の「嫌だ」「悲しい」という大切な感覚が見えなくなっていきます。

それはまるで、じわじわと温まるお湯の中で気づかないうちに体力を奪われていくような状態に似ています。

だからこそ、「逃げ出せない自分」をどうか責めないであげてください。あなたは今日まで、その苦しい環境の中で必死に心をまもり、生き抜いてきただけなのですから。

離れられない理由の根っこには、相手に対する執着だけではなく、「一人になることへの恐怖」や「自分には価値がないという思い込み」が隠れていることも少なくありません。

相手から言葉の毒を浴びせられ続けると、自分自身の価値を信じられなくなり、この人から離れたら誰にも愛されないのではないかという強い不安に囚われてしまうのです。

でも、どうか覚えていてください。あなたを傷つけ、コントロールしようとする言葉は、あなたの本当の価値とは何の関係もありません。

無理に今すぐ関係を断ち切ろうと決断しなくても大丈夫です。まずは「本当はすごく辛いんだ」という自分の本音を、小さく肯定してあげることから始めてみませんか。

「離れられない」と感じている自分を否定せず、ただ「今はそれだけ心が傷つき、疲れているんだな」と優しく認めてあげてください。

少しずつでいいので、相手以外の世界との繋がりを一つずつ取り戻していきましょう。信頼できる人に気持ちを打ち明けたり、専門家に相談してみたりするのも、自分を取り戻す大きな一歩になります。

心理カウンセラーとして、あなたが自分自身の優しさと安心を取り戻し、自分を一番に大切にできる日を迎えることを心から応援しています。

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