パートナーの度重なる浮気癖や小さな嘘。
「次こそは変わってくれるかもしれない」
「私がもっと理解してあげれば……」
そんな風に自分に言い聞かせながら、心の奥底にある不信感を必死に押し殺して付き合い続けていませんか。
好きな気持ちがあるからこそ、簡単に手放すこともできなくて、でも一緒にいればいるほど心が削られていくような感覚。
その苦しさは、経験した人にしかわからない本当に深い痛みですよね。
これまで数多くのご相談をお聞きしてきましたが、こうして信じられない気持ちと好きな気持ちの間で揺れ動いている方は本当にたくさんいらっしゃいます。
まず、あなたに一番伝えたいのは、「相手を信じきれない自分」を絶対に責めないでほしいということです。
「私が疑い深いからいけないのかな」「もっと広い心を持たなきゃ」なんて思ってしまうかもしれません。
でも、一度傷つけられた心が警戒心を抱くのは、あなたの心があなた自身を守ろうとしているとても正常で大切な反応なのです。
不信感が拭えないのは、あなたが冷たいからでも、器が小さいからでもありません。
それだけ相手のことを真剣に愛し、向き合おうとしてきた証拠なのです。
相手の嘘や浮気に振り回されているとき、私たちの意識は常に「相手が今何をしているか」「また嘘をついているんじゃないか me」と、相手中心になってしまいます。
スマートフォンの通知が鳴るたびに胸がざわついたり、相手のちょっとした言動に一喜一憂したり……。
そんな状態が続けば、心が休まる暇なんてありませんよね。
ここで少しだけ、立ち止まって考えてみてほしいのです。
今の関係の中で、あなた自身の笑顔や心穏やかな時間はどれくらい残っているでしょうか。
心理カウンセラーとして、僕は「相手を変えること」よりも「あなたがどうしたいか」を一番に大切にしてほしいと考えています。
人は、自分自身が「変わりたい」と心から思わない限り、他人がどれだけ望んでも変わることは難しいのが現実です。
「いつか変わってくれるはず」という期待を持ち続けることは、時には自分を傷つけ続ける刃になってしまうこともあります。
もし、このまま関係を続けていくとしても、あるいは別の道を選ぶとしても、一番大切なのは「あなたが自分自身の味方になってあげること」です。
「本当はどうしたい?」「今、何が一番つらい?」と、自分の心に優しく問いかけてみてください。
相手の顔色をうかがうのではなく、あなたの心の声に耳を傾けてあげてほしいのです。
信じられないまま一緒にいることは、とてもエネルギーのいることです。
無理に許そうとしなくてもいいですし、すぐに答えを出そうと焦る必要もありません。
まずは、傷つきながらも今日まで一生懸命頑張ってきた自分の心を、たくさん労ってあげてくださいね。
あなたの心が少しでも軽く、温かい安心感で満たされる日が来ることを、心から願っています。