いつも周りの人のために一生懸命で、優しいあなたへ。
恩人や家族の存在が大きければ大きいほど、「がっかりさせたくない」「喜んでほしい」という気持ちが強くなりますよね。
でも、その温かい気持ちが、いつの間にか自分を縛る見えない鎖になってしまうことがあります。
「せっかく応援してくれたのに、期待通りの成果が出せない」 「家族が望むような道を進めなくて、申し訳ない」
そんな風に自分を責めて、胸が苦しくなっていませんか。
これまで数多くの恋愛や仕事、人生の選択に迷う方々のお話を伺ってきましたが、実はこの「申し訳なさ」で息ができなくなっている方は本当にたくさんいます。
相手を大切に想うからこそ、期待に応えられない自分が情けなく思えてしまうんですよね。
まずお伝えしたいのは、そうやって悩むこと自体が、あなたがとても誠実で優しい心の持ち主である証拠だということです。
どうでもいい相手なら、期待を裏切ったとしても胸は痛みません。
あなたがそれほどまでに苦しんでいるのは、その恩人や家族のことを心から大切に思っているからに他ならないのです。
だけどね、少しだけ立ち止まって考えてみてほしいのです。
あなたが苦しそうに、息を詰まらせながら相手の期待に応えようとすることを、その大切な人たちは本当に望んでいるでしょうか。
きっと、そうではないはずです。
恩人や家族があなたに向けてくれた応援や期待の根底にあるのは、「あなたに幸せになってほしい」という願いのはず。
それなのに、期待に応えることそのものが目的になってしまい、あなたが自分らしさを失ってボロボロになってしまっては、本末転倒だと思うのです。
誰かの期待に応える人生は、一見すると正しいように思えるかもしれません。
でも、それは他人のレールを歩いているようなもので、どこまで行っても心が満たされることはありません。
「自分の人生の主役は、自分自身」です。
たとえ周りの人が望む形とは違っても、あなたが心から笑顔でいられる道を選ぶこと。それこそが、究極の恩返しであり、親孝行になると僕は信じています。
今すぐ180度生き方を変えるのは難しいかもしれません。
まずは、「私は私のままで、十分にがんばっているよ」と、自分自身に声をかけてあげてください。
少しずつ、自分の心の声を聴いて、自分が心地いいと感じる選択を増やしていきましょう。
あなたの人生は、あなたを縛るためのものではなく、あなた自身が自由に羽ばたくためのものなのですから。
ゆっくりで大丈夫です。あなたの心が、少しでも軽くなることを心から願っています。