「それ、変じゃない?」が怖くて言えないあなたへ。大好きなものを守るための、心のやさしい守り方

「それ、変じゃない?」が怖くて言えないあなたへ。大好きなものを守るための、心のやさしい守り方

記事
コラム
自分の好きなものや、大切にしている趣味を、誰かに「えっ、それのどこがいいの?」なんて否定されたらどうしよう。

そう思うと、怖くて周りの人に打ち明けられなくなってしまいますよね。

僕も心理カウンセラーとして、これまで本当にたくさんの方の葛藤や、胸の内にある小さくて大切な宝物のお話を聞いてきました。

だからこそ、自分の「好き」を心の奥にそっと隠してしまうその気持ち、とてもよく分かります。

だって、大好きなものを否定されるのって、まるで自分自身の存在そのものを否定されたような、胸がキュッとなる痛みを感じるから。

誰にも言わずに自分だけの秘密にしていれば、誰からも傷つけられることはありません。

それは、あなたがあなたの大切な「好き」を一生懸命に守ろうとする、とても優しくて自然な自己防衛の反応なのです。

でもね、その一方で「本当は誰かとこの楽しさを分かち合いたいな」「堂々と好きって言えたら、どんなに心が軽くなるだろう」という気持ちも、あなたのどこかにあるのではないでしょうか。

今回は、そんな風に自分の「好き」を開示するのがちょっぴり怖くなってしまっているあなたに向けて、少しでも心がふっと軽くなるようなお話をさせてくださいね。

まず知ってほしいのは、誰かに否定されるのが怖いと感じるあなたは、それだけ自分の「好き」を人一倍大切に、ピュアな気持ちで愛しているということです。

どうでもいいものなら、誰に何を言われても気になりません。

傷つくのが怖いのは、それほどまでにあなたの心がその対象に深く動かされ、命を吹き込まれている証拠なんですよ。

そんな素敵な感性を持っている自分を、まずは「素晴らしいな」と認めてあげてほしいのです。

そして、少しだけ視点を変えてみましょう。

世の中には、驚くほどたくさんの価値観が存在しています。

ある人にとっては「退屈なもの」でも、あなたにとっては「明日を生きるエネルギーをくれるもの」になります。

それはどちらが良い悪いではなく、ただ心のアンテナが向いている方向が違うだけなのです。

もし、誰かに打ち明けたときに「それ、何が面白いの?」と言われたとしても、それはあなたの「好き」の価値が減ったわけではありません。

ただ相手のアンテナには引っかからなかった、というだけのシンプルな事実です。

あなたの「好き」は、他の誰かの評価によって輝きが変わるような、やわなものではないはずです。

誰が何と言おうと、あなたの世界を鮮やかに彩ってくれるその対象は、あなたにとっての「絶対的な真実」なのですから。

だからね、無理をして世界中すべての人に理解してもらおうと思わなくて大丈夫ですよ。

まずは、あなた自身の心の中で「私はこれが本当に大好きなんだよね」と、何度も温かく認めてあげてください。

自分自身が最大の理解者になってあげると、外からの言葉に対する心のバリアが自然と強くなっていきます。

もし誰かに開示する一歩を踏み出してみたくなったら、まずは「この人なら、私の話を否定せずに聴いてくれそうだな」と思える、優しくて信頼できるお一人から始めてみませんか。

あるいは、同じ趣味を持つ人たちが集まる、顔の見えない温かいネットのコミュニティで、そっとつぶやいてみるのも良い方法です。

世界はあなたが思っているよりも広くて、そしてあなたの「好き」に「私もそれ大好き!」と目を輝かせて共感してくれる仲間が、どこかで必ず待っています。

あなたのペースで、少しずつ、その大切な宝物の箱の蓋を緩めていけばいいのです。

慌てる必要なんて、どこにもありませんよ。

心理カウンセラーとして、僕はいつでもあなたのその優しくて温かい「好き」という感情を、心から応援しています。

少しずつ、あなたの心が自由になって、大好きなものをのびのびと楽しめる日々が訪れますように。

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