心の中に、誰にも見せられない真っ黒な感情や、ドロドロしたネガティブな一面が顔を出すことってありますよね。
誰かを羨んだり、ずるいと思ってしまったり、意地悪な気持ちが芽生えたり。
そんな自分を心のどこかで責めて、「こんな風に思うのは自分だけなんじゃないか」と、一人で寂しさを抱え込んでいませんか。
僕のところには、恋愛や人間関係の悩み、仕事やこれからの人生に対する大きな不安など、本当にたくさんの心の声が届きます。
その中で、多くの方が「自分のネガティブな部分が許せない」と苦しまれているのを感じます。
でも、安心してくださいね。
実は、その黒い感情を持っているのは、あなただけでは決してありません。
どんなに優しそうに見える人でも、いつも前向きでキラキラしているように思える人でも、みんな心の中に「黒い引き出し」をちゃんと持っています。
むしろ、そのネガティブな感情は、あなたがこれまで一生懸命に生きてきた証拠であり、心が一生懸命に何かを守ろうとしてくれているサインなんです。
誰かを羨ましく思うのは、あなたが「もっとこうなりたい」と自分を高めようとしているから。
誰かに腹が立ってしまうのは、あなたがそれだけ周囲に気を配り、誠実に生きているからこそ、理不尽なことに心が傷ついているから。
だから、黒い感情が湧き出てきたときは、それを無理に消そうとしたり、悪いものとして蓋をしたりしなくて大丈夫ですよ。
「ああ、今の自分はそれだけ傷ついていたんだね」「それだけ頑張りたかったんだね」と、まずはその感情の存在をそのまま認めてあげてください。
ネガティブな自分を否定するのをやめるだけで、張り詰めていた心の糸が、少しずつふわっと緩んでいくのが分かるはずです。
光が強ければ強いほど、そこにできる影もまた濃くなるものです。
あなたの素晴らしい優しさや真面目さという光があるからこそ、その影としての黒い感情が存在しているだけなんですよね。
だから、自分のネガティブな一面を、どうか嫌わないであげてください。
それも全部、あなたという大切な人間を形作っている、愛おしい一部なのですから。
一歩ずつ、その影と一緒にゆっくり歩んでいきましょうね。