がんばっても、がんばっても、それが当たり前のように流されてしまう。自分の出した成果や、心の込もった仕事が、正当に評価されない。そんな場所に身を置いていると、まるで自分の価値そのものが否定されているような、言葉にできない寂しさと悔しさで胸がいっぱいになってしまいますよね。
一生懸命に走っているのに、誰からも気づいてもらえない。それどころか、もっと走れるでしょうと背中を押される。そんな環境でモチベーションを保ち続けるなんて、本当に、本当に難しいことです。心がすり減ってしまうのは、あなたが弱いからでも、努力が足りないからでもありません。
僕は、これまでたくさんの「心が限界を迎えてしまった方」の隣で、その苦しい胸の内をじっくりと聴かせていただいてきました。だからこそ、今あなたがどれほど孤独な戦いをしているか、痛いほどよく分かります。
正当に評価されない場所にいると、私たちはついつい「自分が悪いのかな」「もっと成果を出さなきゃいけないのかな」と、自分を責める方向へ向かってしまいがちです。でもね、少しだけ立ち止まって、深呼吸をしてみてください。
お花が綺麗に咲くためには、豊かな土壌と、優しい太陽の光と、心地よいお水が必要です。どれだけ素晴らしい花の種であっても、コンクリートの隙間や、冷たい日陰に植えられてしまっては、のびのびと大きな花を咲かせることはできません。
今、あなたが感じているモチベーションの低下は、あなたの心が放っている「ここは私の居場所じゃないかもしれないよ」「これ以上がんばったら壊れちゃうよ」という、とても 大切なサインなんです。
自分を評価してくれない場所のために、あなたのエネルギーをすべて使い果たす必要はありません。あなたの魅力や優しさ、丁寧な仕事ぶりを、「素晴らしいね」と真っ直ぐに受け止めてくれる場所は、この世界のどこかに必ず存在します。
心理カウンセラーとして、僕はみなさんに「自分の価値を他人の物差しに預けないでほしい」と願っています。あの人があなたを評価しないのは、その人にあなたの輝きを見抜く目がないだけ。あなたの価値が下がったわけでは、決してないのです。
がんばり屋さんのあなただからこそ、今は少しだけペースを落として、傷ついた心を最優先で労ってあげてください。正当に評価されない場所で、今日まで耐えて、がんばってきた。その事実だけで、あなたは十分に素晴らしいのですから。
まずは「本当によく耐えてきたね」と、自分自身を優しく労うことから始めてみませんか。あなたの心に、穏やかな休息の時間が訪れることを、いつも応援しています。