「今日さえ頑張れば、明日からはきっと楽になるよ」
そんな優しい言葉をかけられたとき、なんだか胸がギュッと締め付けられるような、もっと苦しい気持ちになったことはありませんか。
周りの人は応援のつもりで言ってくれている。それはわかっているはずなのに、どうしてもその「頑張る」という言葉が、今のあなたにとっては、重い重い荷物のように感じられてしまう。
そんな自分を、「甘えているんじゃないか」「もっと強くならなきゃ」なんて責める必要は、どこにもありませんよ。
心理カウンセラーとして、日々いろんな方とお話ししていますが、同じように苦しんでいる方は本当にたくさんいらっしゃいます。
今のあなたは、すでに十分に頑張っています。
目には見えなくても、毎日こうして息をして、朝を迎えて、何かを感じ取ろうとしている。それだけで、本当はすごいことなんです。
それなのに、さらに「頑張れ」と言われると、もう余裕のない心の器から、何かがこぼれ落ちそうになってしまうんですよね。
「頑張れば楽になる」という言葉には、未来への期待が込められています。でも、今のあなたに必要なのは、未来の話ではなくて、「今、この瞬間をどうやってやり過ごすか」という、もっと手前の優しさなんです。
明日がどうなるかなんて、考えなくて大丈夫。
「今日、なんとか一日を終えられたら、それだけで100点満点」。
まずはそうやって、ハードルを極限まで下げてみませんか。
「頑張る」という言葉を、少しだけお休みしてもいいんです。
もし今日、どうしても動けないなら、動かない自分を許してあげてください。
もし誰かに何かを求められても、今は心が無理だと言っているなら、そっと距離を置く選択をしてもいい。
「頑張る」ことよりも、「自分を大切にする」ことのほうが、今のあなたにとっては遥かに優先順位が高いことだと、僕はそう確信しています。
どうか、今の自分のペースを大切にしてあげてください。
誰かと比べる必要なんてありません。
あなたがあなたらしく、少しでも肩の力を抜いて呼吸ができる場所を、これからも一緒に探していきましょう。
今のままでも、あなたは十分に素敵ですよ。