大切な人の不機嫌に心がざわつくあなたへ。その「優しさ」を少しだけ手放してみませんか?

大切な人の不機嫌に心がざわつくあなたへ。その「優しさ」を少しだけ手放してみませんか?

記事
コラム
誰かが近くで不機嫌そうにしていると、たとえそれが自分のせいじゃないと頭では分かっていても、なんとなく落ち着かない気持ちになりますよね。

「何か悪いことをしちゃったかな」とか「この空気をどうにかして明るくしなきゃ」と、焦ってしまうことはありませんか?

僕は、その焦りこそが、あなたがとても繊細で、誰よりも相手を思いやることができる優しい心の持ち主であるという証拠だと思うんです。

でもね、そんなふうに相手の感情まで全部背負い込んでしまうと、あなた自身が一番疲れてしまいますよね。

僕もこれまでにたくさんの相談を受けてきて感じるのですが、相手の不機嫌は、多くの場合その人自身の中で起きている「嵐」なんです。

仕事で疲れていたり、自分自身の思い通りにいかないことに苛立っていたり。

そう、その不機嫌の火種は、あなたの中ではなく、相手の心の中にあります。

だから、あなたがその嵐を消そうとして頑張れば頑張るほど、実は少しだけ無理が生じてしまうのかもしれません。

心理カウンセラーとして、僕が日々感じていることがあります。

それは、自分自身の機嫌は、その人自身が自分で取れるようになるのが一番の理想だということです。

たとえそれが大好きな家族やパートナーであっても、相手の感情の責任まであなたが負う必要はありません。

「今、この人は不機嫌なんだな」と心の中でつぶやいて、ただそこにそっとしておいてあげる。

あるいは「今はそっとしておいたほうがいいのかな」と、距離を置いてみるのもひとつの優しさです。

あなたが何かをしなきゃと焦るのではなく、ただ穏やかなあなたでいること。

それだけで、実は相手にとっても、一番の安心感になったりするんですよ。

もし、相手がその不機嫌をあなたにぶつけてきたり、察してほしいと求めてきたりするような場面があれば、それはまた別の話し合いが必要です。

でも、ただ不機嫌な相手を見て「なんとかしてあげなきゃ」とあなたが焦っているのなら、その気持ちを少しだけ緩めてみてください。

「相手の機嫌と、僕の機嫌は別もの」

そう割り切ることは、冷たいことではなく、お互いの心の境界線を大切にするためにとても必要なことなんです。

あなたが笑顔でいることは、誰かを救うことよりもずっと大切。

まずは、あなたの心を守ることを一番に考えてあげてくださいね。

もし、どうしても心のざわつきが収まらないときは、いつでも僕にお話ししてください。

僕もひとりの人間として、あなたのその優しい心が少しでも軽くなるお手伝いができればと思っています。

あなたは、そのままで十分すぎるほど素敵なんですから。


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