人混みから帰ったあとの「お疲れさま」を自分にかけてあげる方法

人混みから帰ったあとの「お疲れさま」を自分にかけてあげる方法

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コラム
街に出かけて、たくさんの人混みに揉まれて帰ってきたとき。

家にたどり着いて、すぐにシャワーを浴びてさっぱりしたはずなのに、なんだかまだ、自分の肌の上に誰か他の人の空気感や、目には見えない「残り香」のようなものがまとわりついている……。

そんなふうに感じて、ぐったりしてしまうことはありませんか?

僕は、そうやって他人のエネルギーを敏感に受け取ってしまうあなたの感覚は、決して「弱い」ことなんかではなく、それだけあなたが繊細で、誰に対しても心を開ける優しい持ち主だからこそ起こることなんだと感じています。

街には、いろんな人の感情や、慌ただしいエネルギーが溢れています。

そんな中を通り抜けて帰ってきたら、少しの間、心と体が「警戒モード」のままになってしまうのは、ごく自然な反応です。

これは、あなたが悪いわけでも、何かがおかしいわけでもありません。

ただ、あなたの心が「今は自分の安心できる場所に戻ってきたよ」という合図を、まだ受け取りきれていないだけなんです。

そんなとき、僕はこんなふうに自分をケアしてあげるといいんじゃないかなと思っています。

まず、シャワーを浴びるときに、ただ汚れを落とすだけでなく「今日一日、外で受け取ったいろんなものを、水と一緒に流してあげる」というイメージをしてみてください。

お湯が肌に触れるたび、自分以外の重たい空気が、さらさらと排水溝に流れていく……。

そうやって意識を向けるだけで、心の境界線が少しずつ、自分のもとへ戻ってきてくれるような感覚があるはずです。

そして、お風呂から上がったら、ぜひ「自分だけのお気に入りの香り」をまとってみてください。

優しい香りのクリームを塗ったり、好きな香りのミストを軽く吹きかけたりするだけで、そこにはあなただけの「結界」のような、心地よい安心感のバリアが生まれます。

そうやって、五感を使って意識的に「ここからは私の領域だよ」と自分自身に教えてあげること。

これが、他人のエネルギーを少しずつほどいていく、一番の近道になるような気がしています。

心理カウンセラーとして、日々いろんな方のお話を聞いていると、どうしても自分以外の誰かの悩みを抱えすぎてしまうことがあるかもしれません。

でも、どうか忘れないでくださいね。

あなたは、誰かのために心を使うのと同じくらい、自分のために心を使っていいんです。

人混みで疲れてしまったときは、できるだけ自分を甘やかして、温かい飲み物を飲んだり、静かな音楽を聴いたりして、自分のペースをゆっくり取り戻してください。

あなたという素敵な個性を守るために、今日はもう、自分自身をたっぷりと労わってあげましょうね。

明日もまた、あなたらしく過ごせるように、今はただ、穏やかな時間だけを味わってください。

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