SNSを開くと、指が勝手にあの人の周りのアカウントを探しにいってしまう。
相手の配偶者や友人の投稿をさかのぼり、写真の隅に写った見覚えのある家具や、床に伸びる影の形、窓の外の景色までチェックしてしまう。
そうして、パズルのピースを埋めるように「自分の知らない相手の日常」を完成させては、自分から苦しみの渦に飛び込んでしまう。
そんなループから抜け出せなくて、夜も眠れないほど胸が苦しくなっているあなたへ。
まずは、深呼吸をしましょう。
そんなに自分を責めなくて大丈夫ですよ。
心理カウンセラーの「うさぴょん」です。
これまで、たくさんの方からこうした「SNSのパズル」にまつわる胸の内を聞いてきました。
この「匂わせ」を特定しようとしてしまう行為、客観的に見れば「やめればいいのに」と思われるかもしれません。
でも、僕は、これはあなたがそれだけ相手を深く想い、つながりを求めている切実なサインなのだと感じています。
繊細な気質を持つHSPさんは、非言語的な情報、つまり「言葉になっていない空気感」を読み取る能力が非常に高いです。
だからこそ、普通の人が見逃すような背景のわずかな違和感に気づいてしまう。
一度気になると、その「正解」を知るまで脳が休まってくれない。
それはあなたの能力が、今は少しだけ悲しい方向に働いてしまっているだけなんです。
「知らないほうが幸せだった」と後悔するのに、それでも調べてしまう。
それは、不確かな不安の中にいるよりも、たとえ残酷な真実であっても「確かな形」を知ることで、一時的にでも安心したいという心の防衛本能なのかもしれません。
でもね、そのパズルを完成させても、そこに映っているのは「断片」でしかないことを忘れないでください。
SNSに切り取られた世界は、光が当たっている一瞬だけを加工したものです。
あなたが完成させたそのパズルを見て、自分が惨めになったり、孤独を感じたりする必要は本来ありません。
だって、あなたとあの人が過ごした時間や、通わせた心まで、その背景の家具や影が否定できるわけではないからです。
もし今、指が止まらなくて苦しいなら、スマホを少し遠くに置いて、自分の温かい飲み物を用意してあげませんか。
今のあなたに必要なのは、他人の日常を監視することではなく、傷ついたあなた自身の心を抱きしめてあげることです。
「あぁ、私、こんなに苦しくなるほどあの人のことが好きなんだな」 「こんなに一生懸命、答えを探して頑張ってきたんだな」
そうやって、自分の気持ちに寄り添ってあげてください。
少しずつでいいんです。
パズルのピースを拾う手を休めて、あなた自身の今この瞬間の心地よさを探していきましょう。
僕は、いつでもここであなたの味方でいます。