心理カウンセラーの「うさぴょん」です。
ふとした瞬間に、胸がギュッと締め付けられることはありませんか?
駅のホームで手をつなぐ若いカップル、公園ではしゃぐ幼い子を連れた家族、買い物袋を仲良く持つ老夫婦……。
そんな「当たり前」の幸せそうな光景が目に入ったとき、視界がじんわりと滲んで、急にその場から逃げ出したくなってしまう。
「どうして私は、あの中の一人になれないんだろう」「どうして私は、隠れるようにして恋をしなければいけないの?」
そんなふうに自分を責めたり、やり場のない孤独感に飲み込まれそうになったりしている女性が、今この文章を読んでくれているのだと僕は思っています。
まずは、ここまで一生懸命に恋をして、誰にも言えない秘密を抱えながら歩いてきた自分を、優しく抱きしめてあげてくださいね。
不倫という形を選んだのは、決してあなたが「悪い人」だからではありません。
ただ、出会ったタイミングが少しだけズレていた。あるいは、心が枯れ果てていた時に、たまたま手を差し伸べてくれたのが彼だった。
それだけのことなのに、世間からは「不謹慎だ」と指をさされ、自分自身でも「いけないことだ」とわかっているからこそ、逃げ場がなくなってしまうんですよね。
街中で幸せそうな人たちを見て泣きたくなるのは、あなたがそれだけ「純粋に誰かを愛し、愛されたい」と願っている純粋な心の持ち主だからだと僕は思います。
自分の欲望を満たしたいだけなら、他人の幸せを見て悲しくなることはありません。
「本当は私も、堂々と彼と歩きたい」「私の存在を、世界に認めてほしい」
そんな切実な願いが心の奥底にあるからこそ、眩しすぎる光景が刃のように突き刺さってしまうのです。
でもね、僕はこう思うんです。その涙が出るほど苦しい感情を、どうか否定しないでほしいな、と。
「羨ましい」と思うことも、「切ない」と思うことも、すべてはあなたが「生身の人間として、今を懸命に生きている証拠」なんですよ。
僕は、これまでたくさんの女性から、不倫という出口の見えない迷路の中での悩みを聞いてきました。
皆さんに共通しているのは、驚くほど責任感が強く、優しくて、そして自分を後回しにしてしまう健気さを持っているということです。
彼はあなたの存在に救われているかもしれないけれど、あなた自身の心は、雨に濡れた子猫のように震えてはいませんか?
「彼さえいればいい」と自分に言い聞かせながら、実は未来の見えない不安に、夜も眠れないほど怯えてはいませんか?
僕は、あなたのその「恋心」を否定するつもりは一切ありません。
ただ、あなたの「尊厳」や「心からの笑顔」が、これ以上失われてしまうことだけは、どうしても避けてほしいと願っています。
不倫という恋は、どうしても自分を「二番目」の存在として扱ってしまう魔法にかかりやすいものです。
でも、あなたの人生において、あなたは間違いなく「主役」であり、誰よりも大切にされるべき存在なんですよ。
もし今、街の景色がモノクロに見えて、誰かの幸せがトゲのように感じるのなら、それは「もう十分、あなたは頑張ったよ」という心からのサインかもしれません。
無理に明るく振る舞う必要はありません。泣きたい時は、思いっきり泣いていいんです。
その涙が枯れたとき、自分の心の本当の声を、少しだけ聴いてみてあげてください。
僕は、あなたがいつか、街中のどんな光景を見ても「私も幸せだな」と心の底から微笑むことができる日が来ることを、心から信じています。
あなたは一人ではありません。僕はずっと、ここであなたの味方でいますからね。
今回は、このメッセージがあなたの凍えた心に、少しでも温かな光を灯すことを願っています。