彼の痕跡を隠すたびに、心まで隠していませんか?

彼の痕跡を隠すたびに、心まで隠していませんか?

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彼からのLINEを消す。

写真フォルダをそっと整理する。

通話履歴を何度も確認する。

香水の匂いが残っていないか気にする。

誰かに見られていないか、何度も振り返る。

そんな日常が、いつのまにか当たり前になっていませんか?

最初はドキドキしながらやっていた“痕跡を隠す作業”。

でも気がつけば、手慣れた動作になっている。

悲しいけれど、それだけこの恋が長く続いている証でもありますよね。

僕はこれまで、女性限定でたくさんの不倫のご相談を受けてきました。

その中でよく聞くのが、

「もう隠すのが当たり前になってしまったんです」

という言葉です。

誰にもバレないように。

家庭を壊さないように。

彼の立場を守るために。

そうやって必死に守ってきたのは、恋そのものだけではなく、彼の人生だったりもするんですよね。

でもね。

そのたびに、あなた自身の気持ちはどうなっているのでしょう。

隠すことに慣れるということは、

本当の気持ちを出さないことにも慣れてしまう、ということでもあります。

寂しいときに寂しいと言えない。

会いたいときに会いたいと言えない。

不安になっても、重いと思われたくなくて飲み込んでしまう。

その繰り返しの中で、少しずつ自分の本音を奥に押し込めてしまう女性がとても多いのです。

僕は、その姿を見るたびに胸が締めつけられるような思いになります。

なぜなら、あなたは悪いことをしている「加害者」ではなく、

ただ好きになってしまっただけの、一人の女性だからです。

恋をしているだけなのに、

どうしてこんなに自分を消さなければいけないのだろう。

そう感じる夜もありますよね。

彼の痕跡を隠すことが上手になるほど、

あなたの存在が、どこか曖昧になっていく。

それはとても切ないことです。

もちろん、不倫という関係には現実的な問題があります。

感情だけでは動けない事情もある。

だからこそ、簡単に「やめたほうがいい」と言える話ではありません。

でもひとつだけ、忘れないでほしいのです。

隠し続ける恋の中でも、

あなたの気持ちは、ちゃんと大切にしていいということ。

我慢し続けることが愛ではありません。

耐え続けることが強さでもありません。

本当の強さは、

「私は本当はどうしたいのか」と自分に問いかける勇気だと、僕は感じています。

彼の痕跡を消す手を止めたとき、

あなたは何を思いますか?

幸せですか。

それとも、どこか虚しさが残っていますか。

その答えに、あなたの本音が隠れています。

もし今、心が少しでも疲れているなら、

一人で抱え込まなくて大丈夫です。

誰にも言えない恋だからこそ、

安心して話せる場所が必要です。

あなたの気持ちを否定せず、責めず、

ただそのまま受け止める存在が、きっと必要なのです。

恋を隠すことに慣れてしまったあなたが、

せめて自分の心だけは隠さずにいられますように。

そんな想いで、今日も僕はお話を聴いています。


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