彼と一緒にいる時間は、たしかに幸せ。
笑って、触れ合って、「好きだよ」と言われて、心が満たされる。
なのに、帰り道やひとりになった瞬間、胸の奥にじわっと広がる自己嫌悪。
「私、何やってるんだろう」
「こんな恋、続けていいのかな」
そんな気持ちに押しつぶされそうになっていませんか。
僕はこれまで、女性限定で不倫のご相談をたくさん受けてきました。
その中で何度も感じてきたのは、「幸せ」と「罪悪感」は同時に存在する、ということです。
どちらか一つだけ、なんてことはほとんどありません。
彼といるときは本当に幸せなのに、その幸せを味わっている自分を、どこかで責めてしまう。
その葛藤が、あなたを苦しめているのだと思います。
でもね。
自己嫌悪があるということは、あなたがちゃんと“良心”を持っている証でもあるんです。
何も感じない人なら、苦しみません。
「好き」という気持ちに正直でありたい自分と、「いけないことかもしれない」とブレーキをかける自分。
その二人が心の中で引っ張り合いをしている状態なんです。
だから苦しい。
でも、それはあなたが弱いからではありません。
むしろ、真面目で優しくて、人を傷つけたくない人ほど、この苦しさを抱えます。
僕がカウンセリングの中でいつも大切にしているのは、まず「自分を責めすぎないこと」です。
今のあなたは、誰かの人生を壊そうとしているわけではなく、ただ「愛されたかった」「大切にされたかった」だけかもしれない。
そこに気づかずに、「最低な女だ」と自分を断罪してしまうのは、あまりにもつらい。
幸せを感じたこと自体は、悪ではありません。
感情は自然に湧いてくるものです。
コントロールできないからこそ、人は悩むのです。
大切なのは、「この恋をどうするか」よりも先に、「私は本当は何を求めているのか」を見つめること。
彼といる幸せの奥に、寂しさや承認欲求、安心したい気持ちが隠れていないか。
もしそこに気づけたら、あなたは少しずつ、自分を取り戻していけます。
自己嫌悪は、あなたを罰するためにあるのではありません。
「本当の幸せは何?」と教えてくれているサインかもしれないのです。
苦しい恋をしているとき、人は視野が狭くなります。
ひとりで考えていると、どうしても自分を責める方向にいってしまう。
そんなときは、誰かに話していいんです。
責めない人に、否定しない人に、ちゃんと聞いてくれる人に。
あなたは、幸せを感じる資格のない人ではありません。
そして、苦しむ必要もありません。
今の気持ちをそのまま、大事にしてあげてください。
揺れている自分も、迷っている自分も、ちゃんとあなたです。
僕は、どんな感情も否定しません。
あなたの「幸せなのに苦しい」を、まるごと受け止めます。