助手「あなたってギャンブルしないよね。」
ワイ「ギャンブルだけは性に合わないのです。」
助手「ハマる人多いでしょ。」
ワイ「射幸心を煽られるからでしょう。」
助手「ちなみに射幸心って何なんだろ?」
ワイ「射幸心を説明しますと『努力することなく利益を得たい』と言う気持ちです。」
助手「不労所得ってやつね。」
ワイ「楽して稼ぎたい気持ちになっちゃう人たちがギャンブルにハマるのです。」
助手「私も楽して稼ぎたいけど。」
ワイ「ギャンブルと言えば何を思い浮かべますか?」
助手「競馬、競輪、競艇かしら。」
ワイ「宝くじもですよね。」
助手「宝くじはあんまりギャンブルって感じしないけど。」
ワイ「偶然や運に賭けるワケですから立派な博打ですよ。ただ賭ける金額が少ないのでギャンブル感が薄れているだけかと。」
助手「夢くらい見てもいいよね?」
ワイ「たいがい夢で終わりますけどね。」
助手「けど買わなきゃチャンスは生まれないでしょ?」
ワイ「年末ジャンボ1等を当てるための確率は2000万分の1ですけど。」
助手「えーっと、あんまりよく分からない。」
ワイ「国内で交通事故に合う確率が40万分の1程度です。」
助手「交通事故の方がなりやすい。」
ワイ「当たり屋した方が儲かりますよ。」
助手「犯罪じゃない。」
ワイ「ギャンブルやる人は正常性バイアスも強めですしね。」
助手「どういうこと?」
ワイ「自分が負け続けていても『次こそは勝てる』『取り返せる』と根拠なく考えてしまう傾向のことを言います。」
助手「だからのめり込むんだね。」
ワイ「同じ傾向があるのがマルチ商法や儲け話に引っかかる人たちです。」
助手「あぁ。『不労所得を得たい』『自分は大丈夫』と思うもんね。」
ワイ「ギャンブルにハマる人は、マルチ商法にも騙されやすいかもしれませんね。」
助手「確かに。」
ワイ「そう考えるとギャンブルって怖いでしょ。」
助手「勉強になったわ。」
ワイ「私はギャンブルよりも恋愛が重要。」
助手「でもあなたにとって恋愛はギャンブルみたいなもんじゃない。」
ワイ「どう言う意味です?」
助手「偶然や運に賭けることになるから。」
ワイ「ひどい。」