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ココナラブログ
【うつサポ体験談①】初めて夫のうつ病を疑ったとき
記事
コラム
ケアラー支援カウンセラー|惠然庵
2022/02/02 17:28
新サービスの提供を始めたので、少し自分の経験談を話していこうと思います。
かなり不格好な経験ばかりですが、悩んでいる方の何かのお役に立てれば幸いです。
【兆候① 働きすぎ】
当時、夫は
部署異動
をして、夜中まで仕事をしていることが多かったです。
会社で作業をしていることもあれば、新しい技術(エンジニアでしたので)を勉強するため、自宅に環境を作って(自前で)、フリーのソフトをダウンロードしてあれこれ試していたそうです。
ただ、まだその時は結婚していなかったので同居していなかったこと、それ以前から朝寝坊タイプだったため、本人がたまに口にする
「徹夜しちゃった」
という言葉を大きく受け止めることはありませんでした。
大変だなぁ、くらいで、流してました。
【兆候② 原因不明の頭痛】
何度かあったそうですが、目の前がちかちかして
立っていられないくらいの頭痛
に襲われたそうです。
初めて経験した時は、たまたま夫の実家の近くだったそうで、仕事は早退扱いにしてもらって実家に行って休んだそうです。
あまり実家に近寄らない夫が、自ら行くくらいですから、他の選択肢を考える余裕もなかったのでしょう。
その後同じような頭痛が数回ありました。私がいる時にも1回ありました。
あまりにひどいそうなので、総合病院の脳外科に行きました。CTスキャンもMRIもやりました。
でも異常はありませんでした。
偏頭痛用の薬も処方してもらいましたが、効かなかったそうです。
【兆候③ 「会社が怖い」】
今思えば、兆候どころかはっきりと「うつ病を疑え」というサインでした。
でも私は気づきませんでした。
その頃、私の父が急病で倒れて大騒ぎしていた時期でした。
もちろん夫にもそのことは話していて、見舞いにも来てくれました。
私が父のことでいっぱいいっぱいだったのを知っていて、何も言えなかったのかもしれません。
父の退院日、私は仕事を休んで家族と病院へ迎えに行ってました。
その時に、夫から
「会社が怖い」
というメールが入ってきたのです。
何を言われているのか、さっぱりわかりませんでした。どう返していいのかも。
とりあえず仕事には行っているようだったので、「頑張ってね」くらいしか言わなかったと思います。
【その後】
③の数カ月後に結婚、同居を始めました。
引っ越しや入籍の手続き、結婚式の準備などでバタバタしていたので、お互い少し忘れていた、気が紛れていたのでしょう、暫くは何もなかったと記憶しています。
そして突如、
本当に会社に行けなくなりました。
よく不登校の子が「原因不明の腹痛」になるって聞きますよね。まさにそれです。嘘でも演技でもなく、腹痛で動けなくなってました。
欠勤せざるをえず、暫くして上司から産業医との面談を勧められ、抑うつ状態と言われました。
指示されるままに別の心療内科に行って、正式(?)に抑うつ→うつ病の診断を受け、
診断書を書いてもらい、半年の休職
に入りました。
ここまで来てやっと、私も夫も「うつ病」であることをはっきりと自覚しました。
自覚しただけで、知識はほぼ無かったのですが。
既にかなり悪化していたので、一人では病院に行けないくらいでした。
なぜうつ病になったのか、というと、理由は多岐に渡るでしょう。
ただ、
・異動
・結婚
という
環境の変化が、きっかけになっていた
のでは、と、考えています。
≪結論≫
うつ病のきっかけがあっても、すぐに症状が現れるわけではない。
そしてきっかけは、一見それらしく見えないことがある。
#うつ病の家族
#経験談
#きっかけ
#メンタルヘルス
ケアラー支援カウンセラー|惠然庵
ケアラー支援カウンセラー / 50代前半 / 女性
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